寺・神社/東京の寺・神社

青梅と御岳で紅葉と寺巡り、きき酒を楽しむ

紅葉情報第三弾は、東京郊外の青梅と御嶽。歴史の古い青梅には、建物の美しい寺がいくつもあります。寺巡りの後は、御嶽渓谷に足を伸ばして、空前絶後の紅葉ときき酒を楽しんでください。

吉田 さらさ

執筆者:吉田 さらさ

寺・神社ガイド

晩秋にお勧め
青梅の名刹と御嶽渓谷の紅葉

2007年11月21日の御嶽渓谷。見ごろはあと一週間ほどということでした
紅葉情報と銘うっておきながら申し訳ないことですが、今回ご紹介する青梅の名刹に行ったのは、実は8月の夏の盛りでした。なので、写真はどう見ても紅葉の時期には合わないのですが、その後行く御嶽渓谷と寒山寺の周辺は、昨年の11月21日に、他ではちょっと見られないくらい見事な紅葉をばっちり撮影しました。

その時の写真はこの記事の後半に出てくるので、前半の青梅の寺に関しては「ああ、ここも秋に行ったらさぞきれいなんだろうな」と思いながらお読みください。後半の写真は、けっして期待を裏切りませんからね~。

おまけに記事の最後には、東京の銘酒、澤乃井の試飲にご招待します。と言っても、写真を見るだけで飲めるわけではありませんが、雰囲気だけでもお楽しみください。

青梅には名刹古刹が多い

青梅駅周辺にも、金剛寺や梅岩寺などがありますが、今回ご案内するのは、河辺という駅からバスもしくは徒歩で行く塩船観音寺と、東青梅の駅から行く天寧寺です。この二つの寺の間はおよそ三キロと、何とか歩ける距離ですし、途中に立ち寄れる寺もいくつかあるので、元気者は歩いてください。
青梅の天寧寺の山門。東京都内にも、こんな立派な建物を持つ寺がある!

青梅は歴史が古く、とりわけ、今回ご案内する塩船観音寺と天寧寺には、東京都内では屈指の美しい建物があります。開帳日が限られていたり、もしくは事前にお願いしておく必要があったりして、いつ行っても見られるわけではないが、仏像もなかなか優れていまです。

周辺はごく普通の住宅地ですが、お寺そのものは鎌倉レベルの見ごたえがあり、境内も広く、雰囲気もたいへんよいです。神社仏閣マニアはとかく東京の寺をナメがちですが、わたしは声を大にして言いたい!騙されたと思って塩船観音寺と天寧寺に行ってごらん。

●最初にご案内するのは人魚伝説の寺、塩船観音寺です。昔々、人魚の肉を食べて不老不死の命を手に入れた美女がいました。この続きは次のページで!
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