山楽荘は、
文人や画家に愛された宿です

山楽荘には、骨董品を集めた部屋もある
その後、いくつかの宿坊を訪ねてみました。どこの宿も、それぞれに個性があってよさそうでしたが、とりわけわたしが気に入ったのは、山楽荘でした。こちらは、日本画家の川合玉堂や作家の吉川英治などをはじめとする文人墨客に愛された宿で、現在も、その関係の方々が多く泊まられるようです。

ご主人のお話によると、それと知らずにお泊めした方が、後日、作品を送ってこられて驚くこともあるのだとか。おそらくこの宿には、芸術家にインスピレーションを与えるような「いい気」が流れているのでしょう。

館内には、そのような芸術家たちの作品が、あちこちに展示されています。骨董品を集めた部屋もあります。とりわけわたしは、川合玉堂先生がしばしば泊まられたという一室が気に入りました。おりしも窓から紅葉が見え、部屋全体が、真っ赤に染まって見えました。

紅葉に赤く染まる川合玉堂の部屋

山楽荘のホームページはこちらです。

蔵屋さんは
おやきとお蕎麦が美味しい

お昼は蔵屋さんでいただきました。名物のおやきがまずおやつとして出て、その後、手打ち蕎麦を中心としたお料理が、これまた盛りだくさんに並びます。こちらも食事だけでなく、宿坊でもあります。客室やお風呂からは、関東平野の夜景や御嶽山の絶景が望めます。

蔵屋さんでは、お昼ご飯に手打ち蕎麦もいただける


知らずに食べたら、これがこんにゃくとは誰も思わないはず
こちらでもうひとつ感動したのは、手作りこんにゃくをおやつとして食べることです。ここのこんにゃくは、あまりにもやわらかくて美味しいので、まるで、葛餅のように、黒蜜と黄な粉をかけていただくのです。普通のスーパーで売っているこんにゃくでは、とてもこんな食べ方は思いつきませんよね。

オマケにこんにゃくはローカロリーなので、おやつなのに、たくさん食べても太りにくいのだ!

※このこんにゃくは、蔵屋さんのものではなく、お隣の土産屋の「千本屋」のものを、今回のツアーのため、特別に出していただきました。

蔵屋のホームページはこちらです


ケーブルカーの乗り場では
必ず燻製チーズを試食すること

ケーブルカーの乗り場では焼きたての団子や川魚も食べられる
ケーブルカーの乗り場でも、いろいろなお土産を買えます。中でも、わたしは、ここで売っている燻製チーズが大好きになりました。

わたしはにおいの強いチーズも美味しくいただけますが、ここの燻製チーズはとてもまろやかで特有の癖がなく、チーズが苦手という人にもお勧めできます。あまりにも気に入ったのでたくさん買って帰ったのですが、すぐに食べてしまい、写真を撮るのを忘れていました。

あとで調べてみると、これは、奥多摩にある「みやび」という会社の製品でした。この会社は、いかにも奥多摩らしく、木で作った製品を扱っています。

主なものは、木製の家具と卒塔婆(!)のようですが、あまった木でチップを作り、チーズを燻製にしているようです。密かな人気らしく、全国発送もしていただけますから、ぜひお試しを。

みやびのホームページはこちらです。

冬の御嶽山の山頂は確かに寒いです。しかし、関東平野の大パノラマや夜景を楽しむには、空気が澄み切った冬場が一番。大みそかから元旦にかけては、ケーブルカーが終夜運転され、初日の出も拝めますよ。

ご来光は、御嶽山の各所から拝める
これまでの宿坊関係の記事はこちらにあります!

●さらに深く宿坊について知りたい方には、「お寺に泊まる 京都散歩」もお勧め!

●日本の山岳宗教についてもっと詳しく知りたい方は、「奈良 寺あそび 仏像ばなし」の中の、吉野の章もご参照ください。

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