明治神宮は、大正時代にできた
新しい神社です

明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社で、大正9年11月1日(1920年)に両御祭神と特にゆかりの深い、代々木の地に建立されました。 神道では、自然を含むあらゆるものに神様が宿るとされるので、現代に近い実在の人物を神様として祀っても、なんら問題はないのです。

こちらでは、シーズンごとに、さまざまな神事やイベントが行われるので、思い立ったときに立ち寄って、ぶらぶら散歩するのに最適です。年末から年始にかけても、さまざまな行事があるので、三が日だけでなく、ぜひお出かけください。おまけにこちらの参道は、東京有数のファッションストリートである表参道。明治神宮は、お参りも買い物もグルメも一度に楽しめる、日本一楽しくておしゃれなお参りスポットなのです。

明治神宮は、外国からの観光客にも人気です


年末から年始にかけての
明治神宮の行事

鳥居周辺に、神域らしい雰囲気が漂っています

12月23日 天長祭 天皇陛下の御誕生日。
12月28日 煤払い 年末に当たって社殿の煤払いをする儀式
12月31日 大祓 新年を迎えるにあたり、一年の罪穢れを祓い清める儀式
1月1日 歳旦祭 元旦の早朝に行われる祭典
1月7日 武蔵野御陵遥拝式 昭和天皇崩御の日。御陵を遥拝してお偲びする
1月5日~末日まで 新春書道展 全国の小中学生から奉献された書道の作品を回廊に展示

神宮の森は永遠の森

神社に茂る大樹と言えば、伊勢神宮などを見てもわかるように、杉の木が多いです。しかし、明治神宮は、椎や樫などの照葉樹が多い雑木林になっています。これは、大正時代の学者さんたちが知恵を絞って、この地に「永遠の森」を作ろうと考えた結果です。

昔、代々木のこのあたりは、一部、皇室の所有地があったものの、畑の多い、荒地のような風景が続いていたそうです。ここに森を作るにあたり、学者さんたちは、「杉は、ここの気候や土壌に合わない。それよりも、椎や樫をたくさん植えて、自然に残っていく森にしよう」と、全国から多種多様な木を運ばせて植えました。その結果、毎年秋にはドングリが落ち、翌年には再生するサイクルが生まれ、本当に永遠の森となったのです。

神宮の森でドングリを拾うおばあちゃんと孫娘


大都市のど真ん中に、これだけ緑が多いのも、ちょっと珍しいことです。近年の東京では、ヒートアイランド現象が問題になっていますが、それを少しでもやわらげる働きをしているのが、明治神宮や代々木公園、新宿御苑などの都心の森林。東京人の宝物のような永遠の森を残してくれた大正時代の学者さんたちに感謝しながら、わたしは、明治神宮のお散歩を楽しんでいます。

●明治神宮ホームページはこちら

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