2位:西洋美術のコレクションが素晴らしいノートン・サイモン美術館
入り口前のロダンの彫刻が上品な雰囲気を引き立てる。 ©Norton Simon Entities |
オールドタウンの入り口近くにあるのが、ノートン・サイモン美術館。エントランスに続く小道にはロダンの名作が出迎える、落ち着いていてセンスの良いギャラリーです。
大富豪ノートン・サイモンがパサディナ美術館を買い取り、自らのコレクションを加えて1924年にオープンした個人美術館。ノートン・サイモン自身のコレクションもワシントンのナショナル・ギャラリーに展示されていたクオリティーの高いものばかり。
ドガ、モネ、ピサロの作品は印象派の展示室にある ©Norton Simon Entities |
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■Norton Simon Museum of Art
3位:広々とした元大富豪の邸宅、ハンティントン・ライブラリー
希少価値の高いコレクションで知られる図書館。 |
元々、鉄道事業で大成功を収め、不動産王でもあった大富豪ヘンリー・ハンティントンの邸宅で、1928年より一般公開されています。1200エーカーもある敷地内は、美術館、図書館、植物園に分かれており、個人の邸宅とは思えないほどの広さ。また、目を見張るほど希少価値の高いコレクションの中には、シェークスピアやエドガー・アラン・ポーやチョーサーなどの自筆の原稿などが含まれ、美術館にも世界中から集めた絵画や家具などが展示されています。
手入れの行き届いた日本庭園はいつ訪れても美しい |
広大な庭園には、質素な雰囲気で評判の良い日本庭園をはじめ、様々な種類のバラをティールームから鑑賞できるバラ園やサボテン園などがあり1,400種類の植物が生息します。
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■Huntington Library
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