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覆面調査!電話で葬儀相談した結果は…(4ページ目)

葬儀の相談は電話やメールでもできます。今回は覆面調査として、3社の葬儀社に葬儀相談をしてみました。その対応はいかに……。

吉川 美津子

執筆者:吉川 美津子

葬儀・葬式・お墓ガイド

【調査3】C社の場合

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インターネットの普及で葬儀社を探しやすい時代になりました。競争も激化していますので、各社サービス向上に力を入れています。
C社も従業員5名以下の小規模葬儀社。世代交代で2代目社長が誕生したばかり。地元密着型だがインターネットでの集客にも力を入れている。
C社「C葬儀社の○○でございます。」
苗字が社長の名前と同じだったので、社長本人かもしくは家族と思われる。
ガイド「身内の葬儀についてははじめてなので、何をどうしたらよいかわからない。」
と伝えると、いきなり手順を説明するのではなく、こちらの話を引き出しながら答えを導いていく受け答えをする。ここで一気に信頼度UP!

さらに、対象者の趣味や特技、普段の生活などをさりげなく聞き出し、祭壇や料理、会葬礼状などで工夫ができると提案。これらの話を考慮して、見積もりを作成し、後ほどメールで送信するという点はA社と同じだが、C社は小規模事業者のせいか融通が利きやすい印象を受けました。

A社、C社の見積もり比較は…


A社、C社の見積もり書の内容については、どちらも明確で葬儀社へ支払う費用、飲食接待費用、心づけ、火葬費用などがわかりやすく記載されていました。費用は総額100万円以下、100万円クラス、150万円以上の3パターンあり、A社もC社も大差はありませんでした。

会社のパンフレットなどは大手だけにA社のほうが立派でしたが、C社の手作り感も温かみがあって○。



以上の結果を考慮して、今回の電話調査ではC社に軍配があがりました。

このように、電話相談だけでも葬儀社の比較は十分できます。「事前に葬儀の相談をするのは気が引ける。」という人も多いと思いますが、電話が無理ならメール相談でもかまいません。イザその場になってあわててしまうよりも、一度相談しておくことで少しでも気が楽になりますよ。
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