【調査2】B社の場合
「電話は相手のペースに巻き込まれてしまいそうで不安」という場合は、メール相談でもかまいません。多くの葬儀社がメール相談を受け付けています。 |
B社「現在、その方はどのような状態なのですか?」
といきなり病状について聞かれる。
ガイド「病院に入院しているのですが……」
というと、
B社「万が一の場合は、病院からすぐに連絡をください。お迎えに行きますので大丈夫ですよ!」
こちらの話を聞く前に、葬儀社主導で話しが進んでいる感じ。
ガイド「亡くなった後の手順など、だいたいはわかるのですがどのような準備をしておけばよいか不安なのですが。」
という質問に対しては
B社「大丈夫です!弊社が全部段取りをお教えしますので、安心してください。」
たしかに、心強い応対ではあるけれど、この答えでは不安は解消できません。どのような部分に不安を感じているのかを聞き出すべきでしょう。さらに、見積もりや詳しい費用についての説明を求めると
B社「こればっかりはね、だいたいの費用をお知らせすることはできるけど、人数によって変わったり当日追加があったりするから、違ってくるんですよ。最近は事前に見積もりを出す会社も多いようだけどね。」
……大幅減点です。葬儀後に費用の増減があるにせよ、事前に費用を明確にすることは今や常識でしょう。
B社は実績もあり、実際に葬儀を施行する段階になれば力を発揮するのかもしれません。しかし、少なくとも電話相談だけみると、こちらが知りたいと思っている情報に対しての受け答えをしてもらえないので、選択リストからは当然外れることになります。
最後にC社の電話相談ケースをご紹介します。次ページへ。