日本人はいつのまにか神仏に手を合わせるという習慣が薄れてきてしまいました。しかし多くの占い師や風水鑑定士、セラピストなどが「ご先祖に手を合わせなさい」「神仏に手を合わせなさい」と言います。改めて「手を合わせる」ことの大切さを見直してみませんか。
仏壇購入のきっかけは…2位に新築&引越しがランクイン!
仏壇は心のよりどころ。幼少期から仏壇に手を合わせる習慣があれば、思いやりの気持ちが育つとか。『写真提供』仏壇・仏具ネットショップ |
たしかに、仏壇購入のきっかけで一番多いのは「身内が亡くなったとき」。しかし、次に多いのは「新築や引越しをしたとき」なのです。新たな気持ちで新生活をスタートするときに、仏壇を新調するのは絶好のタイミング。先祖への感謝を形に表すいい機会でもあるのです。
ある地方ではこんなジンクスがあります。
「家を新築すると身内(もしくは建てた人)に不幸が起こる」というなんとも不吉な言い伝え。家を建てることは人生最大の行いであり喜びでもありますが、それによって運気を使い果たしてしまうからだそうです。
もちろん、これはあくまで言い伝えであって、何の根拠もありませんのでさほど気にする必要はありません。しかし、そんな不吉なジンクスを吹き飛ばす意味でも、家を新築する際は神棚や仏壇をお祀りするべき、という考える人はいます。
そもそも、仏壇ってなに?
仏壇には宗旨・宗派に沿ったご本尊をお祀りします。 |