知りタイ! タイ・カレーの頼み方・食べ方
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ライスにも麺にも合うタイ・カレー(c)タイ国政府観光庁 |
タイでタイカレーを頼む方法は大きく分けて2パターンあります。1つはおかずを2~3種類選んで、白飯の上にかけてもらうような食堂で注文するとき。ガラスケースの中に10種類以上のおかずがずらっと並んでいて、その中から好きなおかずを頼みます。そのおかずの中にタイカレーがあれば是非、選んでみてください。ご飯の上に直接かけてしまうので、一緒に頼む他のおかずは水っぽくないものが良いでしょう。
もう1つは、カレーを単品として食堂やレストランで頼むパターン。単品として注文すると、丸いお椀の中にカレーが入って出てきます。ご飯はセットではついてきませんので、別に注文してください。タイ米の独特の香りとカレーの味がよく合い、さらに病みつきになりますよ!
実はお米だけでなく、麺もとてもよく合うタイカレー。タイにはカノム・チーンと呼ばれるお米でできたそうめんのような麺があります。特にグリーンカレーに、このカノム・チーンがよく合う。あまりレストランでカノム・チーンを見かけることはありませんが、食堂などに行くと、かごの中に白くて細い麺(カノム・チーン)がタイカレーの横に並べられていることがあるので、見かけたらチャレンジしてみてください。ガイドは暑くて食欲があまり無いときに、サラサラと喉ごしの良い、カノム・チーンとタイカレーを一緒に食べます。
実は簡単! お家で簡単に作れるタイ・カレー
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これが市販されているタイカレーペースト。最近では日本でもスーパーなどで見かけるようになった |
タイカレーは色々なスパイスが入っていて、作るのが一見難しそうなのですが、日本のカレールー同様、カレーペーストなるものがあり、これを使えばとても簡単にできます。最近では日本のスーパーでもよくグリーンカレーやイエローカレーのペーストが売られています。ペーストを買うときには必ず一緒にココナッツミルクの缶かパウダーも買ってくださいね。
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カレーペーストと一緒に必ず買いましょう「ココナッツミルク」 |
作り方は簡単で、例えばグリーンカレーならペーストと具を一緒に炒めてその後にココナッツミルクを入れ、砂糖やナンプラー(魚醤)などで味を整えればできあがり。詳しい作り方は
タイ国大使館のホームページにも画像付きで掲載されていますので、ご覧ください。本格的に作るのであれば、こぶみかんの葉っぱなどのハーブ類を使いますが、残念ながら日本ではなかなか手に入りません……。ナンプラーがあればタイカレーらしく美味しくいただくことができますよ。他のカレーもペーストさえあればそれほど手間もかからず簡単に作れます。