知っておけば、もっと美味しい! タイカレーの基礎知識

残暑は刺激も栄養もたっぷりのタイ・カレーで乗り切ろう(c)タイ国政府観光庁
日本でもずいぶん一般的になってきたタイカレー。タイ料理屋さんはもちろんですが、ファミリーレストランのメニューでも見かけるようになりました。スーパーではレトルトのタイカレーも売っていますよね。一度食べたらクセになりファンも増えてきています。ここまで市民権を得た(?)タイ・カレーの奥深い魅力をご紹介します。

 

タイカレーは味も色も種類が豊富! 飽きずにクセになる!

これが市場に売られているゲーン(カレー)のモト
タイ語で「ゲーン」と呼ばれるカレー。ベースの材料は、唐辛子(プリック)・玉葱・にんにく・レモングラスやカー(タイ生姜)などのハーブ類です。そのベースにそれぞれ異なる食材をプラスしてペーストを作るので、加える食材によって味や色が変わってくるというわけ。どのカレーもココナッツミルクが入っていてスパイシーさの中にまろやかな甘みを持っているのが特徴です。代表的なゲーンは下の5種類。

■ゲーン・キヤオ・ワーン
(グリーンカレー)
キヤオは緑(青唐辛子の色)、ワーンは甘いという意味の通り、緑色をした比較的甘みの強いカレー。日本で一番人気があり見かけることが多いのもこのカレーでしょう。具は鶏肉を使うことが多いです。

■ゲーン・ペッ
(レッドカレー)
タイ国特産の赤唐辛子(プリック・キーヌー)の味と色が利いた、グリーン・カレーよりも辛味の強いカレー。牛肉やかぼちゃを具として使用するのが一般的です。

■ゲーン・カリー
(イエローカレー)
黄色いターメリックが多く使われているカレー。味はまろやかな甘みがありますが、グリーンカレーよりもあっさりしているのが特徴です。鶏肉やジャガイモを具として使用するのが一般的。

■ゲーン・マッサマン
(イスラム風カレー)
イスラム教徒の多いタイ南部でよく食べられるカレーです。砂糖やピーナッツがふんだんに使われているため甘みが強く、辛い味が苦手な日本人には一番食べやすいカレーかもしれません。鶏肉が具として使われます。

■ゲーン・パネン
色はレッドカレーと似ているのですが、カレーの中でも一番水分が少なく、具にカレーが絡まっている感じ。カレーというより、ご飯によく合うおかずとして注文されることが多いです。牛肉か豚肉が具として一般的。

■カオソーイ・ガイ
チキンカレー風ラーメン。バミーという卵麺にサラリとした黄色のカレースープをかけて、さらにその上に揚げ麺を乗せたものです。具は骨付きの鶏肉。高菜の漬物、紫玉葱のみじん切り、マナオ(タイのライム)が薬味として付いているので、好みに合わせてスープに入れて食べます。タイ北部の地方料理。バンコクでも食べられるとこは少ないのですが、日本人の口に合うらしくファンは多いようです。

次のページでは、知っておきタイ!タイ・カレーの頼み方と美味しい食べ方を紹介します!