スープの色は透明、黒、ピンクまで! バリエーション豊富
これがイェンダフォー。はじめはピンク色に驚くが、食べると、スープに酸味とコクがあり美味 |
もっとも一般的でよく屋台でも見かける透明のスープです。鳥ガラや牛、豚、エビからだしをとっています。比較的薄味で、日本人には親しみやすい味でしょう。初めてタイで麺を食べる、という人はこのスープの麺からどうぞ!
少し黒っぽいスープのこと。ナームトックとはもともとタイ語で「滝」という意味。麺のスープを指すときには、豚や牛の血をスープの中に入れるという意味になります。血を入れるというと驚く人も多いのですが、味にコクを出すために少量入れる程度です。しっかりした味のスープが好きな人にオススメのスープです。
このスープの色はなんとピンク! 赤米の発酵品(紅腐乳)で色付けされて、この色になります。天然の色と聞いて驚いてしまうほど鮮やかなピンク。味は甘酸っぱさとしょっぱさが交ざった感じがします。見慣れない色なので好き嫌いも分かれるスープですが、タイでは人気が高いスープの1つです。
それぞれ色も味も違いますが、色が濃いとそれだけ個性的な味になります。個性的な味は病みつきになる人も多いようです。まずはオーソドックスなナームサイから始めてみましょう。慣れてきたら、他の色のスープの麺に挑戦してみてはいかがでしょうか?
失敗しないために! 気をつけたいタイでの食事マナー
これがタイ料理にはかかせないパクチー。香りが苦手なら、入れないようにと頼むことができる |
最後に、屋台で食べるときのアドバイスを2つ。お水は頼まないと出てきません。英語の通じないタイの屋台でも「ウォーター」なら分かってもらえますので、一声かけてくださいね。ちなみに1杯2バーツ(約6円)くらいです。それと、日本ではほとんど料理で使うことがないパクチー(香菜)が、麺類には必ずと言ってよいと入っています。パクチーが苦手な人は、タイ語で「マイ・サイ・パクチー」(パクチーを入れないで)と言えば大丈夫ですよ。
初めての屋台では、どうしても不安になってしまうもの。でも、食べたいものを指差していれば大丈夫! お気に入りの屋台を見つけてきてくださいね。
タイにはクイッティアオとバミー以外にも沢山の麺料理があります。まだまだ奥の深いタイの麺世界! これからも少しずつ紹介してきますので、楽しみにしていてくださいね!
※2006年5月現在 1バーツ=約3円
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