タイの雨期にマリンスポーツを楽しむならサムイ島
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タイの海は透明度が高く美しい。青い海と空、白い砂浜が広がる©まつしまなり |
実はタイで雨期にあたるこの時期、他の地域と比べてあまり雨の降らない南の島があるのです。それは、マレー半島の内側にあるサムイ島。この島の雨期は10月~11月です。夏休み雨の少ないビーチリゾートへ行きたいならぜひ! サムイ島はバンコクから約500km南に行ったタイ湾にある人気リゾート。タイではプーケットに並んで人気の高い島でもあります。バンコクからはバンコクエアウェイズのフライトが毎日15便前後あります。所要時間は約1時間。景観を守るために、やしの木よりも高い建物が建てられないため、宿泊施設がほとんどバンガロー形式。にぎやかなリゾート地というより、田舎の島らしいのんびりした穏やかなムードが漂っています。
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周りを珊瑚礁に囲まれたナンユアン島。サムイ島から船で2時間で行けるダイブスポット |
サムイ島はダイビングなどのマリンスポーツが楽しめるスポットとしても有名で、近くにあるタオ島へのダイビング、スノーケリングツアーも人気を集めています。マリンスポーツは激しい雨が降っていると危険を伴う場合もあります。その点、雨の少ないサムイ島は、この時期マリンスポーツに向いています。また日本人のスタッフが常駐しているダイビングツアーショップもありますので、言葉が不安な方でも安心して参加できますよ。この時期にマリンスポーツを思いっきり楽しみたい人にはオススメです。
雨期ならでは。のんびり南国の風景を楽しむ
雨期にスコールが降ったときこそ、タイらしい風景に出会うことができます。日本では雨が降っても傘をさして通りを歩いている人を普通に見かけますよね。しかし、タイでは傘など役に立たないほどの激しい雨です。雨が降り始めると、とたんに通りを歩いている人の数が突然減ります。皆どこに行ったかと不思議に思っていると、かわりにビルや店の軒下で雨宿りをして、スコールがやむのを待っているのです! 比較的、時間に正確な日本人から見ると驚きの光景です。「皆、予定があるんじゃないの?」と逆にこちらが心配してしまうほど。タイ人のように「雨が降ったら仕方ない。そんなに急がなくても大丈夫」というおおらかな気持ちで、スコールを楽しんでみてはいかがですか?
このように傘はスコールの中ではほとんど役に立ちません。しかし、降り始めて雨宿りの場所を探すまでの間、傘があれば少しは役に立つかもしれません。折り畳み傘をかばんに常備しておくと良いです。
※2006年5月現在 1バーツ=約3円【関連リンク】
サムイのリンク集(All About ビーチリゾート)バンコクエアウェイズほうぼう屋(日本人スタッフ常駐のダイビングショップ)
B-PROJECT DIVE(日本人スタッフ常駐のダイビングショップ)