7月~8月、バンコクはショッピング天国に
日本が夏休みのシーズン、タイの首都バンコクはバーゲンシーズン真っ盛り。7月中旬から8月中旬まで街のショッピングセンターやデパートでは、毎年グランド・セールが大々的に開催されるのです。洋服、アクセサリー、民芸品、タイシルク、ブランド品等の商品が10%~50%もオフになります。タイのブランドだけでなく、海外の有名ファッション・ブランドまですべて割引になるので、買い物好きにはたまりません! タイ旅行のリピーターのなかには、この時期を狙って観光とショッピングの両方を楽しむという人も多いのです。
8月へタイに行く方必見!サイアム・パラゴンならまだ間に合う
巨大という言葉が当てはまるショッピング・コンプレックス。買い物とレジャーが1つの場所で楽しめる |
サイアム・パラゴンはバンコク市内中心部にあり、BTSのサイアム駅から直通という便利な場所にオープンしました。とにかく巨大という言葉がぴったり(50万平方メートル)。「ザ・モール」というデパートエリアと、有名ブランドショップを含む250以上のショップが並ぶ専門店エリアに分かれており、なんと地下には東南アジア最大級の水族館、そして映画館やボーリング場までも併設されているという充実ぶり。
ブランド品からお土産まで全部買えてしまうサイアム・パラゴン! セール情報と併せて、ここでの楽しみ方も一緒にご紹介します。
有名ブランドからタイ・ブランドまで総値下げ
サイアム・パラゴンの高級ブランドエリアには、シャネル、エルメス、グッチ、コーチ、クロエ、トッズなどの有名ショップが並んでいます。そして、身近なファッションブランドとしてなじみのあるZARA(ザラ)やMANGO(マンゴー)、HUGO BOSS(ヒューゴボス)やARMANI EXCHANGE(アルマーニ・エクスチェンジ)、Kate Spade(ケイト・スペード)などのショップも見逃せません。このような日本でも知られているブランドの定価はほぼ日本と同じ。しかし、バーゲンともなると日本ではあまり大幅なセールを行わない高級ブランド店でも、バンコクのショップでは一部の品物がセール対象品となっていることも。日本のアウトレットで購入するよりも、割引率が高いものもあるので、要チェックです。
また、タイ発のファッションブランドとして有名な、JASPAL(ジャスパル)、FLY NOW(フライナウ)、TANGO(タンゴ)などの店もお忘れなく。タイ・ブランドの品物も、非常に洗練されたデザインのものが増えてきています。もちろん値段もほとんどが1,500バーツ(約4,500円)以上で、マーケットなどで買うよりは割高感はありますが、その分クオリティの高さは保障されています。定価だとさすがにまとめ買いはできませんが、やはりこの時期は値段もぐっと落ちお買い得に。外国のブランドよりも割引率が高い場合が多く、お得感があります。どこの店内も、動きが取れないほど沢山の人たちで大賑わいなのも納得。なかにはタイ人だけでなく、タイ在住の外国人や、日本人の女性たちの姿もよく見かけますよ。
タイ・リピーターでショッピング好きの女性には有名ですが、タイでは下着がお手頃価格で手に入ります。ワコールやトリンプなど有名メーカーの製品が、日本の約2分の1から3分の1の価格で売られています。理由はタイに縫製工場あるからだそうです。ここ、サイアム・パラゴンは下着の品揃えも豊富で、広い売り場にカラフルでかわいいけれど安い下着が並んでいます。色、デザインのバラエティに富み、日本よりも派手(?)なものが多い様子。定価も安い下着が、更に安くなるこの時期は見逃せません。(例えば、ワコールのブラジャーは約600バーツ(約1,800円)~)
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