カジュアルからフュージョンまで、レストランの種類もいろいろ!
王宮料理の特徴であるフルーツカービング。果物や野菜の彫刻 |
■高級タイ料理レストランで王宮料理を堪能
まずは、タイに来たなら一度は味わってみたい高級タイ料理レストラン。王宮料理や、シーフードなどの素材にこだわった料理が堪能できます。バンコク中心部のシーロム、スクンビット、チャオプラヤー川近辺エリアに集まっています。古い一軒家を改築したレストランが多いのも特徴です。予算は1人1,500バーツ(約4,500円)くらいから。
■お洒落でも味は本格的なカジュアルレストラン
次は、気軽に本格的なタイ料理が食べられる、カジュアルレストラン。ランチタイムや夕食時になると、会社勤めのタイ人たちで賑わっている様子を見かけます。屋台や食堂に比べて品数も豊富で、色々な地方の料理が楽しめるのが特徴。衛生面も安心できるので、屋台はちょっと不安、でも本格的なタイ料理が食べたいという方向きです。予算は1人300バーツ(約900円)くらいから。
■流行感度の高いタイ人に人気のフュージョン系タイ料理
最近、流行っているのはフュージョン系タイ料理レストラン。タイ料理をベースとして世界各国料理の良いところを組み合わせて作られる料理のこと。もちろんタイ料理の良さは失わず、おいしくいただけます。比較的、お洒落でハイソな人たちが集まるレストランが多いのが、このフュージョン系レストランの特徴。セレブ気分が味わえること間違いなしです。高級ショッピングエリアのスクンビットに多いのが特徴です。予算は1人1,500バーツ(約4,500円)くらいから。
バンコク市内のレストランでは外国人客も多いことから、英語メニューが用意されています。日本語で注文できるところは少ないので、事前に食べてみたいタイ料理の英語表記を調べておくとスムーズかもしれません。
庶民の味を楽しむなら、屋台で
人が集まるところには必ず屋台がある |
もちろん、屋台で使われているのは、タイ語。英語は基本的に通じないと考えていたほうが良いでしょう。しかし心配する必要はありません。たいてい1軒の屋台で扱う料理は2~4種類くらい。食べたいものを指差せば大丈夫! 麺類でしたら、米の麺、小麦粉の麺など太さの違う麺が並んでいるので、その場合は好みの麺を指差してください。不思議と何とかなるものです。言葉が通じなくて、食べられなかったなんてことはまず無いようですから、興味のある方はぜひ挑戦してみてください。美味しい屋台の見つけ方は、お客さんがたくさん集まっているお店を選ぶ、ということです。タイ人は味にとてもシビア。美味しい、と話題のところは必ず大勢の人が集まっているので一目瞭然です。ちなみに、私もこの方法で外したことはありません!
バンコク市の条例で、毎週月曜日は道で物を売ったり置いたりすることが禁止されており、屋台も出ていません。ちなみに、この条例に違反したら、5,000バーツ(約15,000円)の罰金が科せられるそうです。屋台好きにはちょっと寂しい条例ですね。
デパートで屋台と同じ味が楽しめるフードコート
月曜日にどうしても庶民の味が恋しくなった方、食べてみたいけど屋台は衛生面が不安という方は、フードコートへどうぞ。大型デパートや、ショッピングセンターに必ずといって良いほど入っています。たくさんの小さい店が集まった食堂スペースのようなもの。フードコートでは屋台で売っているのと同じ料理が食べられます。エアコンもきいて清潔感があり、メニューも英語で併記されているので、屋台よりも入りやすいのが特徴。屋台より1品につき約10バーツ(約30円)くらい高めの値段に設定されています。注文方法ですが、先にクーポン(金券のようなもの)を好きな金額分、購入します。そのクーポンはフードコート内ならどの店でも支払えるシステムになっています。もっと食べたいという方、足りなくなったら追加購入できますのでご安心を。また、余っても払い戻しが可能です。このようにさまざまなスタイルでタイ料理が楽しめるのです。高級なレストランでも屋台でも、どこも共通しているのは、お店の人が笑顔で迎えてくれるということ。好みとスタイルに合ったタイ料理の楽しみ方を見つけてください。
※2006年5月現在 1バーツ=約3円
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