日本でも馴染み深い料理の一つとなったタイ料理。せっかく旅行に行ったら、タイでグルメを楽しみたいですよね。今回は、タイ料理の食事情と、楽しむ場所とコツの紹介をします。おもいっきりあなたのグルメパワーを発揮させましょう!

タイ料理、味の基本は辛味・甘味・酸味!

格式高い王宮料理から、地方の郷土料理まで、幅広く楽しめるのが魅力
タイ料理といえば、どんな言葉を想像しますか? きっと「辛い」「トム・ヤム・クン」「カレー」という言葉が思い浮かぶのではないでしょうか。実はタイ料理は、辛いだけではなく、甘み、酸味、そしてハーブの香り、と様々な味が楽しめる奥深い料理なのです。「辛味」はプリックキーヌーと呼ばれる唐辛子の味。生の唐辛子もふんだんに使います。「酸味」はマナオというタイのライム、レモンなどの柑橘類の味。「甘味」は砂糖(パームシュガーも使います)、ココナッツミルクの味です。そして、味のベースはナンプラーという、魚を原料とした醤油(魚醤)の味です。

その他にパクチー(香草)、ミントやバジル、こぶみかんの葉、レモングラスなど数え切れないほどのハーブ類をふんだんに使います。葉の部分は主に、サラダや炒め物に味のアクセントとして加えます。またハーブによってはスープの風味づけに使うことも。レモングラスなど固いものは料理の中に入っていますが風味づけ用なので、食べるときは取り出してくださいね。またタイ料理にかかせないパクチーは、香りが独特で好き嫌いがはっきりと分かれますが、実はデトックス(解毒)作用が高いと言われているんですよ!

これだけは知っておきたい代表的なタイ料理とは?

タイカレーなどによく使われるココナッツミルク。これを使うと優しい甘みが出て、味にマイルドさが増す
代表的なタイ料理の種類はヤム(=サラダ類)、ゲーン(=カレー)、トム(=スープ)、パット(=炒め物)です。他にも地方によって様々な種類の料理がありますが、今回は、覚えておけばいくつもの料理を楽しめるこの4種類を紹介いたします。

まず、ヤムとはタイ語で「和える」という意味。お好みの野菜、具(肉や魚介類、春雨など)を砂糖や唐辛子、レモン汁などを使って甘辛酸っぱい味付けをして和えたものです。代表的な料理は「ヤム・ウン・セン」(タイの春雨サラダ)、「ヤム・タレー」(シーフードのサラダ)。

カレー類はココナッツミルクを使うことが多いので、辛さの中にもやわらかい甘みも感じられます。有名なのは、「ゲーン・キアオ・ワーン」(グリーンカレー)、「ゲーン・ペッ」(レッドカレー)など。スープ類は、有名な「トム・ヤム・クン」(海老の酸辛スープ)、「トム・カー・ガイ」(鶏肉のココナッツミルクスープ)などがあります。次は、「パット」と呼ばれる炒め物。「パックブーン・ファイデーン」(空芯菜炒め)、「プー・パット・ポン・カリー」(蟹と卵とじカレー風味炒め)、「カオ・パット」(チャーハン)などが代表的です(料理名にパットと入っていないものもあります)。

ひと口にタイ料理といっても料理の種類から、食べる場所までバリエーションは豊富。さて、どんなところに行けば、どんなタイ料理と出会えるのでしょうか? 私もタイに旅行し始めたころは、「タイ料理を思いっきり楽しみたいのに、不安だらけで、何をどこで食べたら良いの?」と不安になりました。でも、基本的なタイ料理、レストランのスタイルや予算などのポイントを押さえていれば大丈夫です。

タイ料理は、本格レストランから、カジュアル、フュージョン、屋台まで種類もいろいろ! 予算や気分に合わせて選びましょう。次のページへ。