ガイドの独断と偏見で選ぶ、お薦め福岡土産

福岡の空の玄関口・福岡空港。地下鉄が繋がっており、九州各地へもアクセス抜群。

福岡も梅雨に入り、しろしい（博多弁：うっとしいという意味）日が続いています。それでも７月に入れば、夏の到来を告げる博多祗園山笠が始まり、山笠が終わると、暑～い夏がやってきます。これからの夏休みやお盆休暇などで福岡に旅行や帰省で来られる方に、今、福岡で旬なものや定番、そしてガイドお薦めのお土産を今回はご紹介します。

まずは定番、福博と云えばやっぱりこれ！～辛子明太子～

島本の辛子明太子。ご飯の友として、多くの人たちに愛されている一品です。

「福岡に行ってきたんだぁ～、はい、お土産」って聞いて、皆さんが思い出すのは何ですか？ やっぱり辛子明太子ですか？ それとも博多ラーメン？ そう、多くの方々はこの福博・食の２大スーパースターを思い出すことでしょう。という事で、まずは福岡土産の王道である辛子明太子と博多ラーメンをご紹介します。

それでは辛子明太子から。今では朝食のおかずの定番ともなっている辛子明太子。全国のデパートでも購入できる辛子明太子ですが、やっぱり辛子明太子発祥の地である福岡でしか購入することが出来ないものをご紹介します。

以前、『食都・福博　忘れられなくなるバリうま紀行』でご紹介しました島本食品。個人的にもよく利用しているところで、空港や駅での販売をしておらず購入できるのは直営店３店舗のみ。福岡市内では、中央区の新天町にある「天神店」か地下鉄祗園駅１番出口を出てすぐ目の前にある「博多駅前店」で購入できます。辛子明太子が有田焼に入ったセットになったものは、九州のコラボとでもいうべきもので贈答品にも使える優れもの。そして明太子意外にも明太マヨネーズなど目移りしてしまうほどのラインアップですので、一見の価値ありです。

島本食品以外で、お薦めの辛子明太子を一挙にご紹介します。
・ふくや　（元祖、ここで明太子が生まれました）
・やまや　（工場見学が出来たり、福岡ではメジャー）
・稚加栄　（地元の料亭が作る明太子はお土産に大人気）
・椒房庵 　（以前、料理対決番組で紹介されブレーク）
・かねふく　（地元では有名な明太子メーカー）
・平塚明太子　（北九州の会社、辛さ好きな方にはお薦め）
・福さ屋　（燻製や焼めんたいこなどこだわりを感じる会社）
・鳴海屋　（国産たらこと長期低温熟成にこだわっています）
・かば田　（昆布漬が特徴の明太子）
・丸一食品　（ 世界一辛い唐辛子（ハバネロ）を使用したものもあり）

まずは定番、福博と云えばやっぱりこれ！～博多（長浜）ラーメン～

名島亭のラーメン。写真は２人前（864円）。

続いてもう一つのスーパースター、博多ラーメン。もう説明の必要も無いほどメジャーな食べ物です。辛子明太子同様に、空港に駅、デパートや土産店に行けば必ず目にする土産品。そして色々な種類があり、何を買えばいいのか迷うはず。そこでガイドお薦めの逸品をご紹介します。

今年の春先に、在福某局の九州ラーメン総選挙で見事晴れある第一位になった東区名島にある、名島亭のラーメンをご紹介します。実はこのお店も『食都・福博　忘れられなくなるバリうま紀行』でご紹介していたのです。そして、All About・ラーメンガイドの大崎さんも絡み、九州内のラーメン店を人気投票でNo.1を選ぶ企画での一位となった名島亭のラーメンが土産品として購入可能なのです。オンエア後の名島亭は以前より増して多くのラーメンファンが来店。それまであまり有名ではなかった今回ご紹介する商品は、その後多くのお店の店頭に並ぶようになり、今では売れ行きUPのようです。

名島亭は個人的にもよく行っているお店で、まさか知り合いのお店がNo.1になるとは思いもよらず、嬉しい限りです。今、福岡で最も旬なラーメン土産の名島亭、お土産にいかがですか？

焼きラーメン・元祖の小金ちゃんの焼きラーメン。写真は２人前（648円）。

それともう１つご紹介したいのが、昨今ブームとなった焼きラーメン。こちらは焼きラーメン発祥の屋台・小金ちゃんのもので、昭和43年に考案された小金ちゃんの味が再現されています。福岡ならではのお土産として喜ばれるのは間違いないのではないでしょうか。

今回ご紹介した名島亭・小金ちゃん以外にも、福岡のラーメンの底力はもの凄く、たくさんの種類が出ていますので、色々と吟味されてお選びください。気に入った一品が見つかること祈っています。



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