2008年春・福岡　今年の桜はここで決まり！ [福岡の観光・旅行] All About

今年も桜の季節がやってきました。今年は何処で花見をしようかなぁ～。

今年は当初、暖冬と云われていましたが、蓋を開けてみると寒い寒い冬。３月に入っても雪が降るなど、ここ九州・福岡は本当に寒い冬でした。

しかし２月に入り梅が咲き始め、そして３月。天気予報では桜の開花時期予測が聞かれる様になってきました。最新の情報では、福岡の開花予測は３月26日。あと10日もすると春本番となる季節になってきました。

★桜の開花日予測は、気象庁の発表を参考にしています。

福岡市内には「さくら名所100選」に選ばれている西公園や、福岡城跡のお堀の桜が綺麗な舞鶴公園など、多くの福岡市民に親しまれている場所が点在しています。今回はそんな多くの桜スポットがある中、ガイドが独断でご紹介する桜が綺麗に見れるスポットのご案内。今年は何処で桜色に染まりますか？

福岡市内の花見王道スポット～西公園～舞鶴公園～

晴天の西公園。空の青と桜色のコントラストが鮮やか。

まずは福岡市内で花見の場所は？と聞けば、多くの人たちが口にする西公園と舞鶴公園のご紹介。西公園と舞鶴公園はともに福岡市中央区にあり、２つの公園は直線で約１キロの距離と、２箇所一緒にお花見に講じるということも可能です。

ふと西公園上空の空を眺めると飛行機が。どことなく気持ちのいい風景。

今回は西公園と舞鶴公園の桜を一緒に楽しめるガイドオススメのコースをご案内。まずは福岡都市高速経由の福岡タワー方面行き（天神、博多駅から多くのバスが出ています）の西鉄バスに乗って、「中央市民プール前」で下車、西公園北側から花見を始めるもの。西公園北側エリアは花見客も少なく、意外と知らなかった西公園の表情が見れて楽しいと思います。坂道はちょっとキツイですが、紅葉谷の風景、そして丘陵地に咲き乱れる桜の木々は、春のひと時を満喫できるはず。丘陵地の頂上エリアにある神社付近に近づくにつれ、多くの花見客の波にのまれ、いつもの花見風景に遭遇します。いつもは南側の参道から登ってくるのが通常ですが、このコースは参道を下るもの。上から眺める参道の両側の桜の木、立ち並ぶ露店、そして多くの人たちで賑わう風景は春の風物詩としてなんかワクワクしてしまいます。それとお腹が空けばお好みの露店で美味しいものをゲット出来ちょっと嬉しい。

◆西公園
「Yahoo!地図情報」

西公園の花見を終え、次の目的地である舞鶴公園へは、西公園の鳥居を通り大濠公園方面に向かいましょう。約200mt位進むと西公園下の交差点（左側にファミリーマート）があり、その交差点を南下。更に約200mt進むと明治通りに出ます。その明治通りと交差する西公園入口交差点を渡り、大濠公園内へ。

湖面がキラキラ。大濠公園での時間はゆったりと流れているかのよう。

公園中央にある湖畔には太陽の光りがキラキラと反射し、その光景を眺めながら心地いい風を感じ、福岡城跡方面に向かいましょう。大濠公園から舞鶴公園の中間には広場が広がり、ここにも桜に木々が植えられています。進行方向右手に多くの桜の木があり、その右手に学校（舞鶴中学校）が見えはじめると、その正面に名島門が見えてきます。その名島門の手前に右方面に続く道がありますので、そちらへ進んでみてください。

舞鶴中学校前の桜のトンネル。ココはガイドも大好きな桜スポット。

角を曲がり始めると両側からまるで道を覆いかぶさるかのような桜のトンネルが約100mt続きます。天気いい日は桜の木々の根元部の緑色と、桜のトンネルの隙間から青空、そして桜色の花々との風景は、ず～っと眺めていたくなるほど心落ち着く空間です。

◆舞鶴中学校周辺
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お堀から西方面（福岡タワー方面）を望む風景。

桜のトンネルを抜け、道を渡り場内に入ると所々に桜の木があり花見気分が継続できるはず。小鳥達の鳴き声と風に吹かれる木々の音を聞きながら平和台陸上競技場方面に向かうとお堀沿いに立ち並ぶ桜の木々が一斉に桜色の花びらを開いて迎えてくれます。昼間は太陽の光りと相まって春の季節を体感でき、夜はライトアップされ幻想的な空間を楽しめます。ここはお堀と桜を背景に写真を撮る人たちで賑わうスポットでもあります。

◆舞鶴公園周辺
「Yahoo!地図情報」

ここでガイドがオススメの桜スポットをご紹介。その場所は、大手門交差点から少し西に行ったところに昔、大手門から場内に入るために架かっている橋があります。その両サイドには桜の木々が植えられ、夜はライトアップされています。今は改修中ですが大手門という昔の建物と近代的なビルが立ち並ぶ周りとのギャップは不思議な雰囲気を醸し出している空間です。

◆大手門周辺
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