冬の魚の代名詞・ふく。福岡・山口ではふぐではなく「ふく」です。
福岡は大相撲九州場所も終わり、本格的な冬の到来。一気に冷え込み、冬の様相が深まってきました。

そんな寒い時期に美味しくなるのが、玄界灘をはじめとする近海で獲れた旬の魚。ふぐにあらにと美味しい素材が福岡には一杯水揚げされます。

「福岡」と聞けば、『○○の△△が美味しいよね~』や『○○の△△が食べたい!!』とか『今の時期は△△がいいよね~』など、△△部分には必ずと言っていい程、料理名あるいは魚の名前が出てくるもの。そうなんです、ここ福博は『食の都』として声高々と宣言出来るほどガイド自ら自負しています。

今回は旬で美味しい魚にスポットライトを当て、美味しいのはもちろん、量も値段も大満足の魚市場すぐ近くにある市場会館内をご紹介します。


美味しい福岡の魚、ちょっと豆知識

市場会館の外観。ここの1階には魅力的な店舗が存在。
福岡は日本海有数の水揚高を誇り、福岡市としての取扱量は全国の中央卸売市場の中で第四位、取扱金額は全国第六位。ところが産地市場の中では、福岡市鮮魚市場の取扱量は第五位、取扱金額は全国でダントツの第一位。その取扱金額は、1000億円(平成11年度)を越えているとのこと。鮮魚市場に水揚げされる魚の種類は、年間を通して約100種類。詳しくは「福岡の季節の魚」をご参照ください。

一年中、旬で新鮮な魚を満喫できる福博の街には、観光やビジネスで訪れた人が食材として楽しみにしているもの。市内にはそんな素晴らしい素材を存分に活かし、多くの料理を提供くれるお店が多くあるのは地元の人間として嬉しい反面、いつでも食べれるという安心感のためか、有り難味が薄れてしまうほど。実際、取材などで色々なお店に伺うと、その実感を再認識するほどです。

福博の魚文化は白身が中心。今の時期の代表格「ふく」をはじめてとして「あら」や「ヒラス」、貝類では「タイラギ」など冬の旬を楽しめます。


とってもお得で、びっくりな海鮮丼見ぃ~つ~けた!!

まさ味の特選よくばり海鮮丼(2100)。なんとご飯と具材が別の皿に盛られて出てきます。マグロのかんぱち、鯛、貝柱、いくらにうににエビ、イカと盛りだくさん。
今回は昼時に突撃取材。午前11時過ぎに行ったのですが、すでに館内には多くの人たちが。

各店舗の前を品定めしていると、とても気になるメニューを発見。上の写真の如く、海鮮丼となっているものの具材とご飯が別々に展示。何の迷いもなく暖簾をくぐることにしました。

まさ味の特上よくばり海鮮丼(2100)。ランチにはちょっと高めですが、その内容は大満足。あとこれに天ぷら盛が付いてきます。
今回入った店舗は「まさ味」。店内はカウンターと小上がりのテーブル席。カウンターの上には水槽が配置され、旬のトラフグが泳いでいます。昼のメニューに目を通しますが、先ほど目にした特上よくばり海鮮丼をオーダー。ここでのメニュー構成は特上が付くと、うにや貝柱等が具材に追加され、よくばりが付くとてんぷら盛が付いてくるとのこと。

しばらく待っているとお待ち兼ねの海鮮丼の登場。実際目の前に膳が来るとイメージしていたものよりもそのボリュームに圧倒され、どこから箸を付けようか迷うほどです。

まさ味の天婦羅膳(840)。これまたボリュームのある構成。食べ応えあり!!
ご飯とは別の皿に盛られている具材に手を伸ばしますが、ここでもどの具材から食べようか迷うってしまうほど、どれも美味しそう。一般的な海鮮丼と云えば、具材がご飯の上に乗って出てくるものですが、まさ味の海鮮丼は写真の如く具材が別の皿で出てきます。皿にはサジが付いていて、好きな具材を取ってはご飯の上に具材を乗せて好きなように食べれるのは意外と嬉しい食べ方です。具材単独の味を楽しめれば、具材同士の味のコラボを楽しめるのも楽しい食べ方。また、しょう油タレを好みで具材と一緒にご飯にかけるのもこれまたヨシです。

ランチは海鮮丼を注文する人が多いようですが、天婦羅膳(840)も人気のメニュー。値段に対してコストパフォーマンスには大満足です。



■まさ味
・所在地: 福岡市中央区長浜3-11-3
・電話:092-711-6312
・営業時間:7:00~14:00 16:30~22:00
・休み: 日祝
・アクセス:地下鉄赤坂駅より徒歩約12分、西鉄バス長浜2より徒歩約3分
・駐車場:会館前に有料駐車場あり
・地図:「Yahoo! 地図情報」


市場会館には、まだまだ気になるお店がいっぱい>>>