2008年春・福岡　今年の桜はここで決まり！(2ページ目)

東区には穴場的な桜スポットが点在

名島神社参道入り口。鳥居前の桜の木も見事です。

次にご紹介するのは福岡市東区エリア。東区にはそれはとても歴史のある立派な桜の木が存在しています。その桜の木の名は「臥龍桜」。臥龍桜は名島神社の奥にひっそりとその大樹の枝を広げ咲いています。

この地はかつて、名島城として戦国武将の立花鑑載が開き、その後小早川隆景が拡張。関が原以後は福岡藩主となった黒田家が入城しましたが城・城下町とも手狭に感じたため、現在の福岡城に移り、この地は名島神社となっています。

名島神社奥に咲く、臥龍桜。その迫力には圧倒されます。一見の価値有りです。

臥龍桜は、その枝振りが素晴らしく、名前の如く枝が地を這っているかのようで、その様子から龍という字が名前に付いたのではないかと思われるほど。その臥龍桜の迫力には、ただただ見入ってしまうほどです。桜と云えばどこか優雅で優しいイメージが浮かびますが、臥龍桜には力強い生命力を感じます。その生命力の息吹を感じる臥龍桜、是非、ご覧下さい。見とれるはずです。


◆名島神社
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三日月山霊園横の広場。遊戯施設や近くの池を散策するなど多様な楽しみ方が出来ます。

続いて東区の桜スポットでご紹介したいのが三日月山霊園。霊園と付くのでちょっと桜のイメージが沸かないかもしれませんが、行ってみると驚くほど多くの桜の花が咲いています。駐車場の横にある広場の周りに咲く桜を目当てに、お花見シーズンには多くの花見客が訪れ、思い思いに花見を楽しんでいる光景が広がります。ここは広場があるので団体や家族など、様々な楽しみ方が出来るスポットです。

◆三日月山霊園周辺
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香住ヶ丘２丁目公園から博多湾を望む。上空の飛行機を眺めながらの花見もいいものです。

そして次にご紹介する場所は、香住ヶ丘２丁目公園。ここは南斜面に桜の木々植えられ、博多湾を一望しながら花見が出来るスポットです。春の暖かな陽射しを浴びながら、キラキラ光る博多湾をバックにしたお花見も乙なものです。

◆香住ヶ丘２丁目公園
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早良区～西区にも見所満載な桜スポットが点在

愛宕神社周辺には多くの桜が咲き乱れます。ゆっくりと登って桜を楽しんで見て下さい。

西区愛宕にある愛宕神社。ここは日本三大愛宕の１つであり、元々、この地は蒙古襲来後に北条時宗によって築かれた鷲尾城跡で、その後、寛永10年(1633)に福岡藩２代藩主の黒田忠之が、山城国愛宕神社の分霊を祀ったのが始まりといい、禁煙、禁酒その他の禁断の神として有名。

愛宕神社周辺には桜の木が多くあり、百道浜方面の展望は素晴らしく、それを眺めながら花見ができる場所として人気のスポットです。ここでは１つ注意事項として、愛宕神社は高台にあるので坂道を登らなくてなりません。女性の方は行かれる際は履物にご注意を。

◆愛宕神社
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室見川河川敷の桜。桜並木の下をゆっくり散歩したくなる、そんな空間です。

続いてご紹介するのは、早良区と西区の間を流れる室見川河川敷エリアの桜。特に国道202号線、通称国体道路に架かる小田部大橋と橋本橋との間の早良区側（室住団地側）の桜並木は圧巻です。河川敷の土手部分に桜の木々が立ち並び、小春日和には多くの花見客で賑わうスポット。

この場所でのガイドがオススメする時間帯は夕方。早良区側に立ち並ぶ桜並木に西に沈む夕陽の優しい光りが桜を照らし、心落ち着く雰囲気がそこにはあります。

◆室見川河川敷周辺
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福岡タワーをバックに桜見。そんな楽しみ方が出来る百道浜エリア。

そして意外かもしれませんが百道浜エリアも、ちょっとした桜の穴場的スポットです。ドーム前の地行中央公園からはじまる約１キロ強の遊歩道沿いには多くの桜の木が植えられ、近代的なエリアに咲く桜の花がとても周りの風景と一体化し、心地いい海風に吹かれ春を感じるのではないでしょうか。

◆百道浜エリア
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