浄水通りのお屋敷には、写真のような風景がとても似合う雰囲気が。
中央区平尾3丁目に出現した「松風園」。以前、この地は博多区中洲にあった百貨店・福岡玉屋のオーナーだった田中丸邸宅跡だったところを、福岡市が引継ぎ、装いを新たにして7月1日に開園。

今回はとても落ち着く空間と浄水通り周辺を散策する特集。この特集を読んで心安らぐ空間と、ちょっと美味しいエリアにすぐにでも行きたくなるのでは!?



日本の心、ここにあり~松風園誕生!!~

松風園の南西部は、太陽光が降注ぐ陽のエリア。風が気持ちイイ。
浄水通りからちょっと入ったところに、今月「松風園」が装いもあらたに開園。もとは昭和初期に建てられ、現存する茶室「松風庵」に因んで名付けられた純日本庭園を用する都会のオアシス。南側からの眺望は平尾霊園の緑も見え、心安らぐもの。しかし、ここでは眺望もさることながら園内の日本庭園には、ため息が思わず出てしまうほど。

松風庵側には日本古来の趣きのある雰囲気が。ここにいると何となく落ち着きます。
もともと松風園とは、昭和25年に田中丸氏がここに邸宅を建設しようとした際、松の大木が多数生育していたことから「松風荘」と名付けられ、その後、京都の著名な数奇屋師・笛吹嘉一郎氏によって建てられた茶室にちなみ「松風庵」と呼ばれ、そして「松風園」として私達に開放されることに。昭和54年には、福岡で開催された日米市長会議の公式接待にも利用されたほど、福岡市を代表する日本の様式を凝縮した空間。

松風園では時間を気にせず、抹茶でもいかがですか?

大広間の片隅には紅葉の大木が。秋にはさぞや絶景となることでしょう。
松風園の庭園には枝振りの立派な紅葉の木が配置され、中央部はまばゆいばかりの柔らかい緑の芝生(野店広場)があり、庭園の奥にはちょっとした林の佇まいがある空間が。入り口側のエリアを陽とするならば、奥側は陰。光りを十二分に理解、活用した趣ある空間に仕上がっており、先人の知恵や美的センスに心が落ち着く空間となっています。


松風庵から庭園への路。地面にはコケなどがあり優しいグリーンに心癒されます。
ここ松風園を訪れるとわかることは、ここに住んでいた方はおそらく秋が好きで、紅葉をこよなく好まれたのではないかと思うほど、随所に紅葉の木々が配置されています。今から秋の紅葉シーズンがとても待ち遠しくなっています。そして茶道の心、つまりはおもてなしの心を感じ取れる雰囲気が気持ちを和ませてくれます。きっと何となく居心地がいい空間だと感じ取れると思います。



抹茶セット(300)。手の入った庭園を観ながらちょっと一休みはいかがでしょうか?
■松風園
・所在地:福岡市中央区平尾3-28
・電話:092-524-8264
・開園時間:9:00~17:00
・休園日:毎週火曜日
・入園料:大人100 小人50
・茶室利用料:8畳【午前:2400、午後:3000】
         10畳【午前:3000、午後:3600】
       松風庵【午前:1300、午後:1700】
・アクセス:地下鉄薬院大通駅あるいは桜坂駅より徒歩約10分
       駐車場あり(11台分・300)
・地図:「Yahoo! 地図情報」






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