数えられるかどうか、が重要!
英語の名詞は、数えられる名詞と数えられない名詞の2種類があります。英語では、その名詞が数えられるかどうかによって a や an をつけなければならなかったり、逆につけてはいけなかったり、形容詞・動詞を変化させたりしなければならないので、名詞を使う時はいつも数えられるかどうか考えなければならないのです。日本語にはそのようなルールがないので、なかなかそこまで気持ちが行き届かないのですが、そこをいいかげんにすると文法ミスにつながるので、意識するように心がけましょう。
数えられる名詞と、数えられない名詞の基本をおさらいしておきましょう。
数えられる名詞(加算名詞)countable nouns | はっきりした形があるもの。始まり・終わりなど時間的区切りや、感覚的なまとまりが意識できるもの。単数形と複数形があり、単数の場合には a、an 、複数形の場合には many、several などをつけて表現する。 <例> an apple(1つのリンゴ), a cough(咳), two books(本2冊), many students(たくさんの生徒), a second chance(2度目のチャンス) など |
数えられない名詞(不加算名詞)uncountable nouns | はっきりした形やまとまりがなく、区切りがないもの。液体・気体・金属などの物質、概念・定義など抽象的なもの、人名などの固有名詞。複数形はなく、文中で主語になる場合は単数形として扱う。a, an はつけない。「a cup of coffee」や「a sheet of paper」のように、容器や単位をつけると数えることができる。 <例>water(水), rain(雨), paper(紙), milk(ミルク), air(空気), information(情報), love(愛), headache(頭痛), Tokyo(東京) |
次ページで、数えられる名詞と数えられない名詞を見分けるクイズをしてみましょう!