入れなきゃ、お前の家を吹き飛ばすぞ!
『3匹のコブタ』のおきまりフレーズは色々なシーンでよく使われます。-Big Bad Wolf : Little pigs, little pigs, let me in, let me in.
(悪いオオカミ:コブタちゃん、コブタちゃん、どうか入れておくれ)
-Little Pigs : Not by the hair on my chinny-chin-chin!
(コブタたち:絶対入れてやるもんか!)
-Big Bad Wolf : I'll huff, and I'll puff, and I'll blow your house in.
(悪いオオカミ:入れなきゃ、お前の家を吹き飛ばすぞ!)
「Little pigs, little pigs, let me come in!」まさにこんな顔で言ってます。オオカミよりコワい!! |
オオカミのセリフはホラー映画でも使われています。スティーブン・キング原作の映画『シャイニング』(1980年)で、悪霊に取り付かれた主人公(ジャック・ニコルソン)が、家族を殺そうとこのセリフをつぶやきながら追い詰めます。
ぼくを捕まえられるもんか!
オーブンから飛び出したジンジャーブレッドマン(ショウガクッキー)を、おじいさん、おばあさん、牛、犬、キツネなどが追いかけます。 |
ジンジャーブレッドマンが逃げる時のお決まりフレーズがコレ。
-Run, run, run, as fast as you can. You can't catch me, I'm the Gingerbread Man!
(走れ、走れ、走れ、できるだけ速く。でも僕を捕まえることはできないぞ。僕はジンジャーブレッドマン!)
『シュレック(1)』では、ファークアード卿がジンジャーブレッドマンをもてあそびながらこのセリフを言っています。捕まらないはずのジンジャーブレッドマンが捕まってしまっているところが、パロディの面白さですね。
ジンジャーブレッドマンは水に落ちて溶けてしまう結末が多いので、ミルクの中で「拷問」を受けたり、巨大ジンジャーブレッドマンが川に沈んでいくシーンなどが印象的です。
知ってる人だけが笑える! おとぎ話を読んでみよう
いかがでしたか? おとぎ話の名シーンやお決まりフレーズは、大人の映画やドラマでもスパイスとして意外とよく使われています。知っていれば、他人が笑っていないところでクスっと笑える優越感にひたれるかもしれません。子どもの頃好きだったお話を、ぜひ英語で読んでみてくださいね。【関連サイト】
「洋書を無料で読むならココ!」(All About「すぐに使える日常会話」)
「童話で英語学習」(元気イングリッシュ!)
クラシックストーリーシリーズ(英語タウンポッドキャスティング)
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