英語/英語学習アーカイブ

大人の英語は、子供の脳トレゲームで鍛える

大人も英語ゲームで脳トレ。英語が身につくだけではなく、脳に快感も与えてくれる楽しいモノ探しゲームを、輸入英語ゲームソフト専門店「Kids Dream」店長に教えてもらいました。

執筆者:古賀 和歌子

大人がゲームソフトで勉強……今や常識ですね。英語もゲームで楽しみながら学びましょう! アメリカの小学生用PCゲームソフトは、日本のオトナの英語の学びなおしにぴったり。我が家が英語ソフトをよく購入する輸入英語ゲームソフト専門店「Kids Dream」店長・島藤さんにご協力頂き、学びなおしに効く楽しいゲームを紹介していただきました。

アメリカにもあった! 楽しい脳トレゲーム

Treasure Hunt (I Spy)
SCHOLASTIC社の『I SPY』シリーズは、「Brain-Bulding Games for Kids!」というサブタイトルの通り、「子供のための脳トレゲーム」。想像力を働かせたり問題解決しながら、たくさんのオブジェから目的の一品を見つけ出すモノ探しゲームです。

同名タイトルの原作絵本は、『ミッケ!』という邦題でおなじみですね。ゲーム版の良いところは、音声を聞きながら探したり、見つけたオブジェたちの動きを楽しんだりできること。Kids Dreamさんによると、親子で楽しむ人が多いとのこと。我が家でも子供と競争しながら探しています。

Riddleを解いて、英語脳に快感を

ゲームはいくつかの形式がありますが、一番多いのが絵に関するRiddle(なぞなぞ)をヒントにモノを探すという形式。Riddleはこんな感じです。

I spy a pinecorn, a white pebble, two snakes, a pod with one seed.
(松ぼっくり、白い小石、ヘビ2匹、種がひとつ入ったサヤ、どーこだ?)

I Spy Little Letters
探すモノを列挙しているだけで、簡単に解けそうなのですが、これが意外と難しい。何故なら、絵の方にトリックがたくさん仕掛けられているから。どうしても見つからないものが1つはあるのです。

例えば「a pod with one seed」の答えは、種がひとつだけ残ったハスの種子。でも「pod」と言えば、たいていの人はまず「エンドウマメ」のような緑色の豆のサヤを想像してしまいます。画面には丁寧にもエンドウマメがちゃんとしこまれていて(サヤには種は3個ほど入っているのですが)、「なぜこれが正解じゃないの!?」と大人でもだまされてしまいます。そこらじゅうのオブジェをクリックしまくり、やっと正解にたどり着いた時は……「これだったのか!!」と、快感です!

Riddleの読み上げ音声はクリアな発音の子供の声で、初心者でも聞き取りやすいです。画面下に常にスクリプトが出ますし、フレーズ再生や単語ごとの再生もできるので、リスニングの練習になりますね。

出てくるオブジェの数がとても多いので、単語力もつきます。「ネイティブはこんな風に表現するのか!」と思わず膝打つ表現にもしばしば出会います。例えば、I spy the eye of the needle...というriddleがあり、私は針を並べて作った眼のことかと思ったのですが、全然違いました。「the eye of the needle」とは何のことだったのでしょう? 答えは次のページに!
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