アメリカにもあった! 楽しい脳トレゲーム
同名タイトルの原作絵本は、『ミッケ!』という邦題でおなじみですね。ゲーム版の良いところは、音声を聞きながら探したり、見つけたオブジェたちの動きを楽しんだりできること。Kids Dreamさんによると、親子で楽しむ人が多いとのこと。我が家でも子供と競争しながら探しています。
Riddleを解いて、英語脳に快感を
ゲームはいくつかの形式がありますが、一番多いのが絵に関するRiddle(なぞなぞ)をヒントにモノを探すという形式。Riddleはこんな感じです。I spy a pinecorn, a white pebble, two snakes, a pod with one seed.
(松ぼっくり、白い小石、ヘビ2匹、種がひとつ入ったサヤ、どーこだ?)
例えば「a pod with one seed」の答えは、種がひとつだけ残ったハスの種子。でも「pod」と言えば、たいていの人はまず「エンドウマメ」のような緑色の豆のサヤを想像してしまいます。画面には丁寧にもエンドウマメがちゃんとしこまれていて(サヤには種は3個ほど入っているのですが)、「なぜこれが正解じゃないの!?」と大人でもだまされてしまいます。そこらじゅうのオブジェをクリックしまくり、やっと正解にたどり着いた時は……「これだったのか!!」と、快感です!
Riddleの読み上げ音声はクリアな発音の子供の声で、初心者でも聞き取りやすいです。画面下に常にスクリプトが出ますし、フレーズ再生や単語ごとの再生もできるので、リスニングの練習になりますね。
出てくるオブジェの数がとても多いので、単語力もつきます。「ネイティブはこんな風に表現するのか!」と思わず膝打つ表現にもしばしば出会います。例えば、I spy the eye of the needle...というriddleがあり、私は針を並べて作った眼のことかと思ったのですが、全然違いました。「the eye of the needle」とは何のことだったのでしょう? 答えは次のページに!