英語/英語学習アーカイブ

現在進行形を今より4倍使いこなそう!(2ページ目)

現在進行形が使えるのは「現在進行中のこと」だけじゃないんです! あなたの表現力が広がる現在進行形活用ガイド。

執筆者:古賀 和歌子


ケース3:結婚プロジェクト、進行中!

My daughter is getting married next spring.
現在進行形を未来形として使う場合、tomorrowやnext yearなど、時を表す言葉を添えて、誤解を防ぐのもルールの一つ
前ページで説明した通り、「来春、娘が結婚する予定です。」は、現在進行形を使って、次のように表現することができます。

My daughter is getting married next spring.

どうして何ヶ月も先の予定を、現在進行形で表現することができるのでしょう? これには、この文が使われるコンテクスト(状況)が関係しています。

娘に順調におつきあいをしている男性がいて、とうとう結婚の話がまとまった……この話には、こんな状況が前提になっているのです。結婚に向けた状況が今まさに進行中、と考えれば分かりやすいですね。

同じように、I'm meeting my friends tomorrow.(明日、友達と会います。)の場合も、友達との約束が継続状態にあることが前提になるので、何時にどこで会うかなどの約束が成立していなければなりません。自分だけで決めている場合は、I'm going to meet my friends. の表現を使う方が自然なのです。

ところで、皆さんは「I'm lovin' it!」 というフレーズをどこかで聞いたことがありますね? lovin'というのはlovingのgを省略したもので、普通に書けば「I'm loving it.」になるのですが、この文章は文法的に間違っているという事実をご存知ですか? 実はlove という動詞は現在進行形にできないルールがあるのです。果たして、「I'm lovin' it!」は本当に間違った英語なのでしょうか?

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