平湯館は白骨温泉のさらに奥、有料の安房トンネルの先にある、平湯温泉(岐阜県)を代表する老舗宿です。

平湯館夕食
平湯館の夕食は、次ページで紹介!
奥飛騨温泉郷と聞くと、遠いと思うかもしれません。しかし、10年前に安房トンネルが完成し、冬でも気軽に行けるようになっているのです。

冬の奥飛騨温泉郷の風情は、関東の人にとっては全てが未体験のもの。大人の冬旅に断然お勧めの、平湯温泉平湯館を紹介します!

この地方には、他にも冬の絶景温泉が多数あります。その詳細は 雪見の温泉!雪見露天風呂三選 を合わせて参照願います。

自然環境が素晴らしい平湯温泉平湯館

平湯館
広大な敷地内に、多数の宿泊棟が立ち並ぶ平湯館の外観。左に本館、ずっと右にはいろり本館がある。

平湯温泉街全景
大規模な宿が立ち並ぶ平湯温泉も、山の上から見下ろすと、山懐に抱かれた秘湯の風情。
奥飛騨温泉郷の名が示す通り、本来、冬の平湯温泉は遥かなる道程です。特に安房トンネルが完成する以前は、安房峠が冬季通行止めになり、中央道の中津川ICから、下呂温泉、飛騨高山を経て大変な迂回が必要でした。積雪のある時期は、週末に気軽に行ける距離では到底なかったのです。

それだけに、冬の平湯温泉には、遥かなる秘湯という雰囲気が漂っています。雪の山々に抱かれた温泉地は、自然環境の面でも魅力十分です。

平湯館は、そんな平湯温泉を代表する老舗宿の一つ。広大な敷地内に、多数の宿泊棟が立ち並んでおり、左には一番新しい「本館」が、右には一番古く、この宿の歴史と伝統を今に伝える「いろり本館」があります。浴室棟は中央部にあり、館内を往復するだけで、昔懐かしい雰囲気を味わうことが出来ます。


源泉かけ流しの名湯を満喫!

平湯館
大きな岩風呂に、熱い源泉がかけ流し。大露天風呂 山伏の湯。※写真はクリックで拡大。
平湯館の泉質は、重曹系の単純温泉。鉄分も含有した赤いお湯です。熱い湯がかなりの湯量で掛け流しになっており、お湯が実にフレッシュです。

寒い冬は熱い湯に浸かりたいもの。もちろん、最初は体が冷えているので、いきなりは無理。温い湯から浸かりますが、体が慣れれば熱い湯が実に気持ちよいのです。

平湯館
山の天気は変わり易く、翌朝は濃霧に。そんな悪天候さえも、幻想的な風情として楽しめる。総檜造りの露天風呂 木響の湯。
浴室は深夜に交替し、木響(こだま)の湯になりました。こちら側の露天風呂は、岩風呂と檜風呂の二種類があります。翌朝は昨日の晴天が嘘のような大雪。岩風呂は屋根が無く雪が辛いので、檜風呂に浸かり続けました。

長湯してのぼせても、湯から出ればすぐに体を冷やすことが出来る冬は、温泉好きにとって有り難いもの。出たり入ったりを繰り返して、名湯を存分に堪能しました。

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