ホタルのシーズン到来!毎年6月は各地で蛍祭りが開催されます。東伊豆町の大川温泉もほたるが有名な温泉地。蛍鑑賞祭りほたる観賞の夕べには、大川温泉だけでなく東伊豆まち温泉郷の各温泉地から、大勢の観光客がほたる観賞に訪れます。ホタルの幻想的な乱舞を一目見れば、必ずほたるに魅せられてしまうに違いありません!
今回は、忘れ得ぬ大川温泉のホタルと、海岸の露天風呂を紹介します!

ホタルの乱舞!幻想的な光景に超感動!

ホタルの乱舞
誰もが声を上げて驚く、ゲンジボタルの力強い光が印象的な乱舞。夜冷え込むと飛ばなくなるので、早めの観賞を心掛けたい。(大川温泉にて)

ホタルの乱舞。その本当の素晴らしさは、写真ではなかなか、お伝えし難いものがあります。

ガイドが今月、大川温泉で撮影した、上の写真を例に説明します。これは、15秒間の長時間スローシャッター撮影をしたものですが、ホタルの光が線になっています。注目して頂きたいのは、その線の長さです。15秒間経過しても、こんなに短い距離しか移動しないのです。ホタルは不規則にフワフワと浮遊するように飛んでおり、それがまさに舞を舞っているように見える訳です。幻想的な「光の点」が舞を舞う様子こそが蛍の醍醐味。しかし、写真では光の線でしか写せないので、本当の醍醐味を表現出来ないもどかしさがあります。

ガイドは以前、北海道の知人にほたるを見せてもらったことがあります。その時は、とても暗い光でしたので、蛍の光は暗いものだと思い込んでいました。今回、大川温泉のゲンジボタルの力強い光を見て、ほたるって、こんなにも明るく光り輝くのかと認識を新たにしました。そして、ホタルの素晴らしさに感銘を受け、日本各地のほたるイベントを巡り歩きたいと思うようになりました。

ホタルの幼虫
ホタルの幼虫は、ちょっとグロテスク。
ほたる観賞の夕べのページにも書かれているように、ホタルが確実に見えるようにする為、人工的に飼育したホタルも放流されています。その作業は一年がかりです。今回、偶然宿泊した民宿のご主人も、以前は飼育を担当されていたとのことで、ホタルに大変に詳しく、翌朝にいろいろと教えて頂きました。

ホタルの乱舞の写真も、ご主人に連れて行って頂いた秘密のポイントで撮影したものです。ほたる観賞の夕べは今週末からですので、ちょっと早く宿泊したことを一度は後悔していたのですが、素晴らしいホタルを見ることが出来て、大感激でした。

ホタル幼虫のエサ
ホタルの幼虫は、川の貝「カワニナ」だけを食べる。写真は幼虫が食べた後の貝殻。
ホタルの幼虫は肉食で、川の貝「カワニナ」だけを食べるとのこと。芋虫のような幼虫ですが、肉食のせいか動きが激しく、接写での写真撮影もなかなか難しい程。羽化した後の、ゆっくりとした優雅な動きからは、全く想像も出来ない幼虫の様子に、ちょっとビックリです。

昼間のホタル
昼間のホタルは葉の上でじっとしている。羽化した後は水しか飲まず、一週間強で死んでしまう。
しかし、本当に驚くべきは、羽化した後のホタルです。羽化した後は、なんと水しか飲まないとのこと。「こっちの水は甘いぞ」という江戸時代からのわらべ歌は、こうしたホタルの生態を忠実に表現していたのです。

一週間強で死んでしまうホタルですが、なかでも飛んでいるホタルは死ぬ寸前のオスといわれます。家に持ち帰りたくなるかもしれませんが、すぐ死んでしまうので、持ち帰ってはいけませんし、無駄です。また、ホタルは地中のサナギが羽化しますので、飛んでいる場所の地面を踏み荒らさない配慮が必要です。

なお、ホタルの生態の詳細については、ゲンジホタルの生態 絶滅の危機から復活へ(All About信州)が詳しく、参考になります。

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