温泉/関東の温泉

まるほん旅館 名湯沢渡温泉の木造浴室!

まるほん旅館は、沢渡温泉の檜張り浴室が大人気の宿。名湯で知られる湯も、貯湯槽を廃止して一層良好に。宿泊者専用家族風呂や、貸切檜露天風呂など多彩な湯を楽しめる、沢渡温泉まるほん旅館を紹介します。

藤田 聡

執筆者:藤田 聡

温泉ガイド

まるほん旅館は、檜張りの木造浴室が大人気の沢渡温泉の宿。名湯で知られる湯も、貯湯槽を廃止して一層良好に。宿泊者専用家族風呂や、貸切檜露天風呂など多彩な湯を楽しめる、沢渡温泉まるほん旅館を紹介します。
    まるほん旅館の檜張り大浴場まるほん旅館 貸切露天風呂と家族風呂…2page

    まるほん旅館の檜張り大浴場

    まるほん旅館大浴場1
    木造浴室ならではの風情を堪能出来る、まるほん旅館の大浴場。石臼の湯口から注がれる湯も極上の名湯。

    沢渡温泉は、古くから草津温泉の仕上げの湯と呼ばれる通り、とても滑らかな硫酸塩泉の名湯です。まるほん旅館は共同湯に隣接しており、源泉から至近距離の老舗。近年貯湯槽を廃止して湯が良くなったと聞き、まずは日帰り入浴で確かめてみました。

    結論からいって、湯の良さは香りに端的に表れており、ほのかな硫黄の香りを明確に感じられるようになっていました。以前から名湯として知られる温泉ですので、その湯がさらに良くなったとは、温泉好きにとっては大きな出来事です。日帰り入浴で湯の良さを確認した私は、直後からとても泊まりたくなり、数ヶ月後に今度は泊まりで行きました。

    まるほん旅館大浴場2
    湯船は二つ。湯の状態が微妙に変化するので、両方の湯船を確認して気に入った方で堪能したい。

    繊細な温泉であればある程、お湯の状態は微妙に変化します。前回は奥の長方形の湯船の湯が気に入ったのですが、今回は以前程の硫黄臭を感じませんでした。どうやら今回は、手前のL字形の湯船の湯の状態が良かったようで、前回、長方形の湯船で感じた「透明な硫酸塩泉でこんなに硫黄臭がする温泉、他にあったかなあ?」と思ってしまう香りを堪能出来ました。

    まるほん旅館の大浴場は基本的に混浴ということもあり、二つある湯船の空いている方に入ると、反対側の湯船にはつい行かないのです。しかし、お湯の状態が異なる可能性がありますので、意識して確かめないといけないと自分でも反省しました。

    →次ページでは、夜の大浴場と、貸切檜露天風呂、家族風呂を紹介します!>>>
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