簡単スピード料理/簡単スピード料理関連情報

【スピードアップツール】包丁・ナイフ編

包丁の扱い方から切れ味をいかせるレシピ集、使い勝手&デザイン良しの包丁(ナイフ)を紹介します。玉ねぎで目がしみるのはもしかしたら包丁のせいかもしれませんよ。

野口 英世

執筆者:野口 英世

簡単スピード料理ガイド

効率的な調理のためのスピードアップツール

ガイドの愛用包丁
ガイドが毎日使う包丁・ナイフ類。こだわって選んだもの。
使い勝手、使い心地の良いキッチンツールは、スピーディーでスムーズな調理を可能にします。いい道具とは何かが劇的にできる、変わるというより、その工程を意識せず行えるもの(使用時、面倒とかイヤだなといったネガティブな感情を抱かせないもの)。そんな道具こそ、長年大切に使い続けていけるような気がします。

今回は身近なキッチングッズ「包丁・ナイフ」をクローズアップ! 取扱い時の注意点からおすすめ包丁、レシピ集まで、一挙ご紹介します。


<INDEX>
▼1ページ 玉ねぎが目にしみるのは包丁のせい?/意外と知らない包丁の扱い方
▼2ページ グローバル・ナイフを愛用し続ける理由/切れ味を保つためのメンテナンス/ガイドおすすめ包丁は「G-2」「G-55」/グローバルとグローバルプロはどっちがいいの?/ショップ情報
▼3ページ 包丁の切れ味をいかせる! 簡単スピードレシピ集



玉ねぎが目にしみるのは包丁のせい?

オニオングラタンスープ
【オニオングラタンスープ】
よく切れる包丁で、玉ねぎを薄くスライスするのが美味しさの秘訣。
玉ねぎを切ると涙目になりますが、もしかしたらそれは包丁のせいかもしれません。切れ味の鈍った包丁は素材の細胞を壊します。それにより酵素とアミノ酸が反応し、硫化アリルが作り出されます。蒸発し、空気中に放出された硫化アリルは目を刺激し、結果として涙が出るのです。言い換えれば、玉ねぎを切っていて、やけに目がしみるようになったら、それは包丁の切れ味が鈍っているサインとも言えます。

細胞を壊さないよう、よく切れる包丁を使うこと。硫化アリルの蒸発を抑えるよう、よく冷やした玉ねぎを使うこと。これが玉ねぎ調理で涙目にならないコツです。

また、包丁の切れ味は美味しさとも関係します。細胞を壊さなければ、うま味や栄養の流出なく、素材の持ち味を存分に味わえます。美味しさにこだわるならば、包丁の切れ味も大切な要件となります。

意外と知らない包丁の扱い方

包丁でまな板を横滑りさせるのはNG!
思わずやってしまいがちですが、実は包丁にかなりのダメージを与えています!
はじめに包丁を扱う際の注意事項を確認しておきましょう。

こんなことをしていませんか? 刃の部分を使って、刻んだネギをざざーっと鍋に流し入れる作業、これはNGです! なんとこの横滑り時に包丁にかかる負荷は、100回叩いた分に相当するそう。この作業をするならば、包丁の峰(背)で行ってくださいね。

それから、あまりにも固いものは切らないこと。刃こぼれの原因になります。カボチャなどは無理をせず、レンジで軽く加熱してから切ってください。その際、皮からではなく、内側(ワタ)から刃を入れること。柔らかい部分から硬い部分へ切り進めることで、包丁への負担を軽減できます。

そして、使用後は食器洗い用洗剤で手洗いし、ふきんでしっかり水気を拭ってから収納してくださいね。

さて、次ページでは、ガイド愛用包丁を紹介します!
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます