映画やアニメを見て海外へ出かけるなんて人も多いはず。『グラン・ブルー』でシチリアへ、『ローマの休日』でローマへ行くなんてよく聞く話。私が出会った旅人の中には、『バグダッド・カフェ』のカフェや『ノスタルジア』のサン・ガルガーノ大聖堂を訪れたり、『友だちのうちはどこ?』や『初恋のきた道』の村を探すなんていう人までいた。なんてすてきなんだ!

さて、今回は週刊アスキーとのコラボ企画として、「映画で訪ねる世界遺産ベスト5」をお届けしよう。「娯楽映画編」なんて副題をつけたのは、今後「名作編」「恋愛映画編」「青春映画編」「ロード・ムービー編」なんて特集も組めるかな、なんて。今回は映画の娯楽作品としての知名度とインパクト、映画中の世界遺産の役割、当の世界遺産のすばらしさを考慮して、5つの娯楽映画をピックアップしてみた!

なお、世界遺産基本データの登録基準についてはいまさら聞けない世界遺産の基礎知識を参照のこと。

5位 ティカル国立公園(グアテマラ):
   『スター・ウォーズ エピソードIV 新たなる希望』

ティカル
IV号神殿からの眺め。左からI号、II号、III号神殿。映画ではここをXウイングが飛び回っていた!
第5位は、1977年製作の『スター・ウォーズ』(現在は「エピソードIV 新たなる希望」という副題がつけられた)でロケが行われたグアテマラのティカル国立公園。映画の終盤に登場する先住民族の遺跡を利用した反乱軍の秘密基地が、ダントゥインという星にあるのだが、ジャングルに覆われたその遺跡こそティカルだ。映画をよーく見ると、デス・スターから逃れてきたミレニアム・ファルコン号や、デス・スターを攻撃するためにXウイングがティカル上空を飛んでいるのが確認できるはず。あれはまさにIV号神殿からの景色。それに、一瞬だけどマヤ特有の形をしたピラミッドのセットが出てくる。一瞬なので、注意して見てみよう。

また、映画ではないが東京ディズニーシーのロストリバーデルタ内にある「クリスタルスカルの魔宮」のピラミッドのモデルは、ティカルの神殿だとも、チチェン-イッツァのエル・カスティーヨだとも噂されている。しかし、屋根飾りや階段の形はティカルのI号神殿によく似ている。どちらかがモデルというなら間違いなくティカルだ。

スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX
スター・ウォーズ旧三部作(エピソードIV~VI)をまとめた『スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX』。
【世界遺産基本データ】
登録名称:ティカル国立公園
国名:グアテマラ共和国
登録年と登録基準:1979年、文化遺産(i)(iii)(iv)、自然遺産(ix)(x)

【映画基本データ】
映画:『スター・ウォーズ エピソードIV 新たなる希望』
監督:ジョージ・ルーカス
出演:マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、アレックス・ギネス
音楽:ジョン・ウィリアムズ

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