体育実技もある、全8教科型入試
■募集要項について/コイヌマ先生より(14:55~15:15)筑附は「友達の話をきちんと聞きながら、自分の考えを話せる子を育てていきたい」とのこと。生徒1学年の内、約135名は筑波大学附属小学校からの内部進学生で、約65名が中学からの入学生となります。男女比は1:1。1年生は41名×5クラスの205名。
2009年2月3日(火)の選考は、全8教科型入試。組み合わせと制限時間、配点比率は以下のとおりです。()内は配点比率。
■国語(10)と理科(5)で40分
■社会(5)と算数(10)で40分
■音楽(2)と図画工作(2)と家庭(2)で40分
■別に体育実技( 3)
交通渋滞緩和施策についての国語聞き取り問題が場内に流され、設問を再現。同様に音楽の問題も放送を聞いて、その音楽にはどんな楽器が使われているかを問う設問を例として挙げていました。体育実技(運動)は1分程度でハードルを飛ぶなど、基礎的なことを問う運動テストだそうです。
報告書(内申書)も入試の判断材料に
■質疑事例/タチ先生より(15:15~15:25)・総授業時間数は週29.5時間。学習指導要領に定められた時間数より1割ほど多いそう
・土曜日は隔週4時間授業
・入試について「教科毎の足切りはしておらず、総合点で合否を判断」とのこと
・報告書(内申書)も入試の判断材料となる
・附属中学校での通塾率は各学年50%程度
・高校への内部推薦進学率は80%(約160名)
・来年度の教育方針として、数学・理科の授業時間数を多く割く方針
心に残る先生の言葉
筑附の学校説明会は映像・画像を駆使し、先生が来場者を飽きさせない演出をしており、立ち見も苦になりませんでした。印象に残ったのは、先生の「これからの学校教育は東大へ何人進学するかではなく、学んだ歴史をどう作っていくかです」「教育は人が人を育てるもの」という言葉。この言葉は、ガイド自身が社会人になって痛感したことであり、ズバリ言葉にできる先生のプライドにも共感を覚えたのです。
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