街が初夏の装いをまとい、梅雨に入るまでのさわやかな季節。ちょっと強い日射しをうまく避けられれば、お出かけにはちょうど良い時期ですね。

江戸時代末期、黒船来航の折にペリー提督が初めて日本の土を踏んだのは三浦半島の久里浜でした。その久里浜港に近い緑豊かな丘の中に「くりはま花の国」という公園があります。春から初夏にかけて、くりはま花の国ではポピーが見頃となり、まさに真っ赤な花のじゅうたんが広がる美しい空間が作り出されています。

今回は、さわやかな季節のちょっとしたお出かけに最適なスポット、くりはま花の国のポピーをご紹介しましょう。

真っ赤なシャーレーポピーが咲き誇ります!

くりはま花の国のポピー園(1)
くりはま花の国のポピー園に咲き誇るシャーレーポピー。美しい赤い花が彩る空間に目を奪われます(2008年5月17日撮影)
くりはま花の国Yahoo! 地図情報)は、東京湾フェリーが発着する久里浜港近くの丘に作られた55万平方メートルにも及ぶ広大な敷地を持つ横須賀市の公園。名前のとおり、花を楽しめる名所として知られています。

シャーレーポピー
真っ赤な花をつけるシャーレーポピー。虞美人草(ぐびじんそう)という名前でも知られています。
くりはま花の国の初夏を彩る花はポピー。ポピー園の中には実に100万本ものポピーがあるとのこと。

中でも虞美人草(ぐびじんそう)の別名を持つ真っ赤なシャーレーポピーが一斉に開花する5月中旬から6月始めまでは、ポピー園全体が真っ赤な花じゅうたんで覆われる素晴らしい風景が広がります。

ポピー園は丘と丘に挟まれた谷間にあり、ゆるやかな傾斜があるので、手前から見上げたり、奥まで歩いてみて見下ろすなど、アングルによる見え方の違いを楽しむことができます。土の上を歩く形になりますので、歩きやすい靴で見て回るのがベストですね。

ヤグルマギクとの色の対比も楽しめます

ヤグルマギクとシャーレーポピーのコントラスト
ヤグルマギクとシャーレーポピーの対比も楽しめます(2008年5月17日撮影)
ポピー園には、シャーレーポピーの他にもオレンジ色の花を咲かせるカリフォルニアポピーや、青色・薄桃色の花を咲かせるヤグルマギク、薄青色のネモフィラが植えられていて、シャーレーポピーの赤い花を引き立てます。

ガイドが訪れた時(2008年5月17日)は、ヤグルマギクも見頃が続いていて、シャーレーポピーとの対比を楽しめました。ポピー園の奥では見頃は過ぎたもののネモフィラの薄青色との対比も楽しむことが出来ました。園内をゆっくり歩いてお気に入りのアングルを探すのも良いでしょう。

シーズン最後は、ポピーの花摘み

くりはま花の国のポピー園(2)
奥からポピー園を眺める。シーズン最後には、ポピーの花摘みイベントが行われます(2008年5月17日撮影)
春から初夏にかけて、くりはま花の国ではポピーまつりが開かれています。

このポピーまつりの最終日には、来場者がポピー園内のポピーを摘み取るイベントが行われます。花の開花状況にもよりますが、2008年は6月8日(日曜日)の14時から16時に実施予定とのこと。摘み取り用のハサミや新聞、持ち帰り用の袋を用意すれば誰でも参加できるとのことなので、イベント体験を兼ねて出かけるのもいいですね。


美しいポピーの風景を楽しめるくりはま花の国のご紹介、いかがだったでしょうか?他にもハーブ園や大きなゴジラの滑り台がある冒険ランド、足湯など、家族揃って過ごせるスペースがありますので、初夏のさわやかな陽気の中、くりはま花の国へ出かけてみて下さい。

くりはま花の国へのアプローチ

くりはま花の国への入口
「くりはま花の国」への入口を示す看板
  • 地図:Yahoo! 地図情報
  • 公共交通機関の場合
    <鉄道>
    JR横須賀線 久里浜駅、または京急線 京急久里浜駅下車。徒歩約15分。
    「くりはま花の国」のWebサイトにて、徒歩のルートについて地図で説明されています。

  • 車の場合
    横浜横須賀道路 佐原インターチェンジから佐原交差点を経由して、久里浜港方面へ。
    「くりはま花の国」への入口の看板に従って右折。

    【関連サイト】
  • くりはま花の国
  • 横須賀くりはま花の国(横須賀市)


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