名所・旧跡/東海の名所・旧跡

城と和菓子と花火大会、水都・大垣【岐阜】(2ページ目)

俳人・松尾芭蕉が旅した『奥の細道』の終着地、大垣。交通の要衝として発展した大垣には、関ヶ原の戦いにゆかりのあるお城と、水都ならではのおいしい和菓子があり、そして夏ならではの花火大会で盛り上がれます!

村田 博之

執筆者:村田 博之

名所・旧跡ガイド

良質の水があるところ、おいしい和菓子あり

金蝶園総本家
JR大垣駅前から歩いてすぐの所にある金蝶園総本家。江戸時代から200年以上の歴史を持つ老舗です。
その昔、大垣の街の中には、たくさんの川が流れていました。また地下からは良質の地下水が豊富に湧き出ていることから、水の都、水都というイメージブランドを掲げています。

水がおいしい所に必ずと言っていいほどあるのが、おいしい和菓子です。大垣では、代表する和菓子として酒まんじゅうがあります。

ほんのりとお酒の香りがするまんじゅうで、市内老舗の金蝶堂では「金蝶饅頭」、金蝶園総本家では「金蝶園饅頭」として販売されています。

水都ならではのお菓子、水まんじゅう

金蝶園総本家の水まんじゅう
金蝶園総本家の水まんじゅう。夏期限定・大垣名物の涼しい和菓子です。
これから迎える暑い夏に向けては、水都・大垣ならではの和菓子「水まんじゅう」がお勧め。あっさりした餡を本葛でくるんだ水まんじゅうは、見た目にも涼しげで、冷たい食感がまさに暑い夏にもってこい。

特製のおちょこに入れられた水まんじゅうが、店頭に置かれた水を張ったケースの中に沈んでいるさまは、大垣に夏が来たことを知らせる風物詩としても知られています。


さて最後は、大垣で夏に楽しむことができる花火大会をご紹介します。コンパクトだけど花火の醍醐味を十二分に味わえるんですよ。次ページに続きます。
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