大阪老舗ホテルのカクテルコンテスト侵入(2ページ目)

審査員の鋭い視線を受け、緊張のコンテスト

部門世界一をはじめの日本一のタイトルを持つバーテンダーも多い同ホテル。審査員の真剣な眼差しがプロのバーテンダーを生むのである。

さて、リーガロイヤルホテルのカクテルコンテストに話を戻しましょう。さる3月10日に開催されました。これが昨年9月から繰り広げられていた同ホテルのコンテストは最終を迎えました。

参加選手は６人。大阪が５人、広島から１人という構成です。うち女性が２人。女性バーテンダーを目指す人は増えてきています。

競技は会場の正面にバーカウンターを設営。真正面に審査員５人が座り、後ろはギャラリー席。カクテルは審査員分の５人分を創作するという具合です。時間的には１人５分もかからないほど早い。

カクテルの見せ場はシェイカーを振る瞬間である。キリリと前を見据え、時折笑顔を振りまきながら振り上げ、振り下げる。そのスタイルは独特のものがある。

氷をで冷やしたグラスを前に、カクテルの調合をする。ジンやトマトジュース、リキュール類などさまざまな1人あたり4～5種類を用意。すべて計量は目分量で正確な量をシェイカーに注ぎます。これをハンドメジャーと言います。（そのまま英語に訳したという感じですが・・）

今回のコンテストのテーマは「ポジティブカクテル」。不景気ムード蔓延の昨今、前向きな気持ちをカクテルに託すという意味でのテーマ設定でした。



カクテルとネーミングをあててみよう