今年こそ行きたい！ドイツのクリスマス市(3ページ目)

ドイツ東部、エルツ山地伝統の木工芸品

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ドレスデンのクリスマス市に立つ巨大クリスマスピラミッド (C)LHD/Silvio Dittrich

屋台では様々なクリスマスピラミッド他、多くのエルツ木工芸品が売っている

ドイツ東部のエルツ山地地方に古くから伝わるクリスマスの木工芸品があります。最も有名なのは、「クリスマスピラミッド」という置物。小さくシンプルなものは一段、大きく豪華なものは何段にもなっていて、そこに小さな人形でいろいろなシーンが作られています。上にはプロペラがついていて、ロウソクを灯すと、その炎によって気流が上昇しプロペラが回るという仕組み。ドイツの多くの家庭にあり、アドヴェントの間、家族が囲むテーブルの上で静かにクルクルと回っています。とても温かみがあっていいものですよ。

その他にもくるみ割り人形、煙出し人形、ミニチュア人形など、いろいろなドイツらしい味のある木工芸品があります。これらはドイツ全国で親しまれているので、多くの町のクリスマス市で買うことができます。

またクリスマス製品の他、手作り陶器や木のおもちゃなどの手工芸品、ウール製品、刃物なども、クリスマス市ではたくさん売られています。クリスマス市は、ドイツの様々な製品や民芸品に出合える絶好の場所と言えるでしょう。

それではそろそろ美味しいものを食べに行きましょう！ 次のページへ