ココに注意！冬のドイツ旅行を楽しむために(2ページ目)

冬の南部は雪・雪・雪！

前のページでも少し触れたように、アルプスに近い南部では雪がよく降ります。上のグラフで南のミュンヘンと北のハンブルクを比べてみると、その差がよく分かりますね。ミュンヘンでは１月にはほぼ１日おきのペースで雪が降る、ということになります。1・2月は積もった雪が解ける前に次の雪が降ってきて、道が何週間もずっと凍ったままということが多く、滑りにくい靴が必要です。また東部のエルツ山地付近も寒く、雪がよく降る地域。ドレスデンは気温、雪日数ともにミュンヘンと似たような感じです。

雪の日は電車が遅れる！

こんなにたくさん雪が降ったら電車の遅れは必至です。写真は今年の３月、ミュンヘンにて撮影

雪が降ると大変なのが、電車の遅れ。長距離列車もSバーン（都市近郊電車）も、とにかくよく遅れます。Sバーンは地下鉄と同じく市民の足ですが、中心地以外は地上を走っているので、雪の影響をもろに受けるのです。

長距離列車の場合、大幅に遅れて乗り継ぎの電車に間に合わなかった……ということも多々。そんな時は駅構内の「Service Point」に行き、どの電車に乗ればよいか教えてもらいましょう。すでに切符を購入してある場合は、別の電車の切符に換えてもらいます。指定座席券の交換も可能。

雪の日の駅はとにかく混雑していて、遅れる電車の本数が多いとちょっとしたパニック状態になっていることも。そのため、時間に余裕を持ってプランを立てることをお勧めします。

冬の間は美術館などの開館時間も縮小されます。詳しくは次のページで。