ドイツ/ドイツ基本情報

ドイツ市内交通の利用法(2ページ目)

たいていの場合、徒歩で観光ができてしまうドイツですが、いくつかの大都市では市内交通機関の利用が不可欠。Sバーンや地下鉄を使ってスムーズに移動しましょう。

執筆者:カルカ 麻美

切符の買い方

自動券売機
自動券売機では、先に希望の切符のボタンを押し、表示された金額を入れる
切符は自動券売機、主要駅にある切符販売窓口で購入します。自動券売機で買う場合は、まず目的駅のゾーンを確認。該当ゾーンと希望の乗車券の種類(片道券、1日券など)のボタンを押し、表示された金額を入れます。50ユーロ以上の紙幣は釣り銭切れで使用できないことが多いので、細かいお金を用意しておきましょう。

電車・トラム・バスの乗り方

刻印機
Uバーン入り口にある刻印機
長距離列車のドイツ鉄道と同じく、市内交通機関でも改札口はありません。ホーム入り口に設置されている刻印機に切符を差込むと日付と時刻が刻印され、これが改札となります。1日券の場合は使い始めるときに刻印し、その後は何もせずその切符を携帯していればOK。またトラムの刻印機は車内にあり、バスは車内にある場合と、刻印機はなく、運転手に切符を見せて乗車する場合があります。

改札口がないので切符がなくても電車に乗れてしまいますが、時々抜き打ちの車内検札があり、無賃乗車が見つかった場合罰金を取られます。切符は必ず買うようにしてください

Uバーン
自分で開けるレバー式のドア
また電車やトラムのドアは自動では開きません。車両の種類により、レバーを横にガチャッと引くタイプと、ボタンに軽く触れると開くタイプのものがあります。バスはボタン式のもの、自動で開くもの、地域によりさまざまです。またトラムでは、バスと同じように降車の際あらかじめボタンを押して知らせます。

ホームでの注意点

ドイツではSバーンでもUバーンでも、1つのホームにいくつもの異なる路線が入ってくることが多いです。そのため乗る前に、路線番号と行き先を再度確認する必要があります。また大きめの駅では、複数のホームが並んでいたり、同じUバーンでも路線ごとに違う階にホームがあったりします。乗り場を間違えないように注意する必要がありますが、至る所に表示があるので旅行者にも分かりやすいでしょう。ちなみに「出口」は「Ausgang(アウスガング)」といいます。

大都市のSバーンやUバーンは、朝の4時台から夜中の1時ごろまで走っている大変便利な交通機関。使いこなして旅する範囲を広げたいですね。

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    ※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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