充実した鉄道網、清潔で乗り心地のいい車両、窓からの美しい眺め……ドイツでは鉄道旅行が快適です! ここでは列車の種類、切符の買い方から、鉄道を利用する際の注意点をまとめました。

車窓からの景色を楽しむ

南ドイツの風景
南ドイツ・アルプス方面に向かう電車からは、このようなのどかな景色が見られる
ドイツの鉄道旅行の魅力は、何といっても窓からの美しい眺め。ドイツ国内どこを走ってもきれいな景色が見られます。そう、ドイツの景色は「きれい」なのです。大半は牧草地と畑ですが、これがよく整っていて、そこに牛や羊がいたり穀物が実っていたり、春には辺り一面菜の花やタンポポが咲いていたり。余計な看板なども立っていません。自然そのものの景色の中を走っていると、時々町や村が現れます。かわいらしい家々を見ながら、そこに住んでいる人々の田舎暮らしなんかを想像するのも楽しいものです。

ライン河沿いを電車で走れば、雄大な河の流れとともに、両岸に立つ数々の古城を見ることができます。ミュンヘンから南のアルプス方面へ向かえば、絵のようなのどかな山の自然を楽しめます。またドイツ、スイス、オーストリア国境にある、ボーデン湖畔(Bodensee ボーデンゼー=ドイツ最大の湖)を走るのもオススメです。

主な列車の種類

ドイツの主な列車の種類
ドイツの列車の種類
特急列車(ICE、ICE-Sprinter、IC、EC)は、運賃の他に特急料金が必要

ICE
ドイツの最高速列車ICE
ICEは通常「イー・ツェー・エー」と呼ばれ、最高時速300Kmで走る高速列車。スーッと静かに走るICEの乗り心地は抜群で、清潔で開放感のある車内は快適そのもの(車両は数種類あり、古い年代のものと最新のものでは印象に差があります)。ICE-Sprinterは、いくつかの重要都市間を走る特別ICE。停車駅が極端に少ないため早く着きますが、特別料金が片道10~15ユーロかかります。

次のページでは切符の買い方、座席予約についてご説明します。