ベルリンの壁の跡が見られるイーストサイドギャラリー
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ベルリンの壁跡にアートが描かれた「イーストサイドギャラリー」 |
ベルリン東部、1.3Kmにわたるシュプレー川沿いに残る壁の跡に、壁崩壊後、ドイツ内外のアーティストが描いた作品が見られる
イーストサイドギャラリー(East-Side-Gallery)があります。政治的または詩的メッセージの込められた様々なアート。一部落書きや損傷が激しいですが、これらの絵を見ながら壁沿いを歩いていると、壁崩壊当時の人々の希望と喜びに満ちた想いを感じることができます。
交通量の多い道路、壊れかけた古い建物、大規模な建設現場、という殺風景な地帯に残る壁。少し重々しい気分になりますが、東西分断という悲劇の一端を目の当たりにすることは意義があり、時間に余裕があればぜひ足を伸ばしてみたいところです。
【場所】
Sバーン「Ostbahnhof(オストバーンホフ)」駅南側の「Mühlenstr.(ミューレンシュトラーセ)」沿い。Sバーン、地下鉄、トラムの通る「WarschauerStr.(ワルシャウアーシュトラーセ)」駅近くの「Oberbaumbrücke(オーバーバウム橋)」まで続いています。
大人気! 今でも残る旧東ベルリンの信号
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旧東ドイツの愛嬌ある歩行者信号 |
ベルリンの町を歩いていると、場所により、とってもかわいらしい歩行者信号があるのに気づきます。それは旧東ベルリンの歩行者信号機。本来は東西ドイツ統一直後、全て西側の信号機に取り替えられる予定でした。しかしこの旧東ベルリンの愛嬌ある
アンペルマン Ampelmann(アンペル=信号)はすでに大の人気者となっていたため、撤去を惜しむ声が相次ぎ、残されることになったのです。
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大人気のアンペルマンショップ。ユニークなキャラクターグッズがたくさんあります。 |
アンペルマンの人気はすごいものでキャラクターグッズまで登場し、今ではベルリン市内に3軒の
アンペルマンショップがあります。Tシャツ、キーホルダー、マグカップ、傘などなど、たくさんのユニークなグッズが揃っていて、とても楽しいお店です。小物もたくさんあるのでおみやげにもオススメ。店舗は
ハッケーシェ・ヘーフェ内、
ポツダム広場アルカーデン(Arcaden)内、そしてベルリン大聖堂横の
ドーム・アクヴァレ(Dom Aquarée)内にあります。詳しくはアンペルマン公式サイトにて。
アンペルマン公式サイト(ドイツ語)
店舗情報(地図あり)は、トップページで「Läden」をクリック>左側のリスト(Hackesche Höfe 、Dom Aquarée、Potsdamer Platz)より店舗を選択次の記事「
ベルリン(3)観光にはバスを活用しよう!」も読んで、見どころの多いベルリンを上手に周るプランを立ててくださいね。
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