3種類の鋏
ガイドは、3種類の鋏を、用途によって使い分けています。その内容は、以下のとおり。主に木の枝を切るための道具です。細めの枝から親指くらいの太さの枝までをカバーします。(それ以上太い枝は、鋸で切ります。)鍛鉄でできている伝統的な剪定鋏は、格好良いし、長持ちして良いのですが、女性には、少々大きすぎたりして、使いにくい面もあります。
この鋏は、太い枝を剪定した時の衝撃をグリップが吸収してくれるところと、刃がステンレス製の替え刃式だというところが気に入っています。
アルスV-8
これは、草花の花がらや傷んだ葉など、細かい部分を切るときに使います。この作業には普通、「植木鋏」といわれる形式の鋏を使われる方が多いのですが、ガイドは、この形に変えてから、植木鋏には戻れなくなってしまいました。
芽切鋏はもともと、果樹の芽切りや、盆栽の小枝切りなどに使われている鋏です。刃の先端が細くて長いので、込み入った部分を切るのにとても便利です。このタイプの鋏も、通常は鍛鉄製のものが多いのですが、この鋏は、ステンレスの鍛造製で、軽くて錆びず、丈夫で使いやすいところが気に入っています。
おの義S型芽切鋏
このハサミは、つる植物を誘引する際の紐を切ったり、土や肥料の袋を切ったりするときに使います。またこの鋏は、花がらつみなどにも使える万能鋏でもあります。普通のクラフト用の鋏より刃の部分が長いタイプを選んでおくと、花がらつみの作業がしやすくなります。
アルス ロングクラフト
ところで、先ほどの、「包丁のようなもの」の正体は?
次のページで。紹介します!