ビオガーデンのつくりかた
今回は、ベランダなどに置くことを想定して、重くなりすぎないように、土の一部に軽石を使用しています。そのため、スイレンは、プラスチックの鉢に入れたまま、植え込んであります。重さを気にする必要のない方は、軽石の代わりに次の手順で紹介する土のみを使用します。その場合、スイレンは、プラスチックの鉢をはずして、直接植え込むことができます。
荒木田土は田んぼの土で、粘土のようにとても粘り気のある土です。荒木田土をほぐしながら川砂を混ぜていき、このように、軽く握って団子状にまとまるくらいの硬さになればOKです。
水をはってもずれたりせず、しっかりと根を張ってくれるよう、先ほどの用土を、隙間ができないようにしっかりと詰めるようにして植え込みます。
4.静かに水を注ぎ、メダカを放せば、完成。
水を注ぐと土が舞い上がってしまい、どうしても水は濁ってしまいますが、2~3日置いておけば、次第に土は沈み、水は澄んできます。
葉っぱのすき間をちょろちょろと泳ぎ回るメダカを見ていると、本当に飽きなくて、つい、仕事の手を休めて見入ってしまいます。皆さんも、しばしエアコンを止めて、目で涼しい雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか?
【関連記事】
・懐かしい自然の風景に、もう一度会えるといいな。 ビオトープでトンボをベランダに
【関連リンク】
ドイツのいろいろなビオトープの事例が紹介されています。
・ドイツ環境情報のページ