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モダンな鉢でビオガーデンをつくろう!

ガーデニングの分野から、蒸し暑い夏を乗り越えるアイディアをひとつ紹介します!それは、小さなビオトープを家庭につくってしまおうというもの。ベランダでも楽しめるビオガーデンの作り方を紹介していきます。

小島 理恵

執筆者:小島 理恵

家庭菜園ガイド

蒸し暑い夏を乗り越えるアイディアとして、最近は、打ち水や風鈴など、エアコンに頼らない方法が見直されてきていますね。そこで、「ガーデニングの分野からも、なにかひとつ提案しなければ。」と思い、目で涼しさを味わいつつ、環境のことを考えるきっかけにもひと役かってくれそうな、「ビオガーデン」をつくることを思いつきました。
ビオガーデン

「ビオガーデン」というと、睡蓮鉢などでつくられることが多いのですが、ここでは、インテリアなどとの関連も考えて、モダンな鉢を使うことにしました。また、マンションのベランダに置くことも考慮して、軽量化する方法も紹介していきます。

「ビオガーデン」とは?

「Biotope(=ビオトープ)」という言葉は聞いたことがありますか?

ビオトープとは、ドイツ語のbio(=生命)とtope(=場所)を組み合わせた言葉で、生物たちが恒常的に生活できる空間のことです。たとえば、メダカは、プランクトンやボウフラを食べ、メダカのフンは植物の肥料になり、植物は酸素を供給しくれるというふうに、そこに小さな生態系ができて、人工的に餌や酸素を供給しなくても、自然の力で生育していくことのできる、バランスのとれた状態になっている空間のことです。

最近は、学校や公園につくられることが増えてきているので、実際に目にしたことのある方もいらっしゃることでしょう。そのビオトープを寄せ植え風に、家庭でも楽しめるサイズでつくるのが、「ビオガーデン」です。

それでは、材料から紹介していきます。
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