「ビオガーデン」というと、睡蓮鉢などでつくられることが多いのですが、ここでは、インテリアなどとの関連も考えて、モダンな鉢を使うことにしました。また、マンションのベランダに置くことも考慮して、軽量化する方法も紹介していきます。
「ビオガーデン」とは?
「Biotope(=ビオトープ)」という言葉は聞いたことがありますか?ビオトープとは、ドイツ語のbio(=生命)とtope(=場所)を組み合わせた言葉で、生物たちが恒常的に生活できる空間のことです。たとえば、メダカは、プランクトンやボウフラを食べ、メダカのフンは植物の肥料になり、植物は酸素を供給しくれるというふうに、そこに小さな生態系ができて、人工的に餌や酸素を供給しなくても、自然の力で生育していくことのできる、バランスのとれた状態になっている空間のことです。
最近は、学校や公園につくられることが増えてきているので、実際に目にしたことのある方もいらっしゃることでしょう。そのビオトープを寄せ植え風に、家庭でも楽しめるサイズでつくるのが、「ビオガーデン」です。
それでは、材料から紹介していきます。