グレートディクスターの寄せ鉢は、様々鉢と植物をバランスよく組み合わせた良い例。 |
たとえば、ガーデンに似合う鉢として、もっともポピュラーなものに、テラコッタ(素焼き製)の鉢があります。でも、ひとくちに「テラコッタの鉢」といっても、イタリア・ギリシャ・フランスをはじめとしたヨーロッパ製のもの、また、フィリピンやベトナムなどのアジア製のものなど、様々な産地があり、また、それぞれに特徴があります。
そんな、数あるプランターのなかで、ガイドが庭の中で実際に使ってみて、デザイン的に使いやすいもの、そして、植物の生育にも適しているもの、そして永く使える品質などをポイントに、カウントダウン方式で紹介していきます。
第3位 ウィッチフォードポタリー社製テラコッタ
「英国の伝統的な鉢を復活させ、その伝統を守るため、1976年にジム・キーリングによって設立されたのがウィッチフォードポタリーです。それ以来、世界で類のないフラワーポットを作り続けています。英国のコッツウォールズ地方・ウィッチフォードに位置し、約25名のチームで製作に取り組んでいます。」(ウィッチフォードポタリー社ウェブサイトより)数あるテラコッタプランターのなかで、ウィッチフォードポタリー社のものをおすすめする理由は、他社にはない独自のデザインがされているということ。また、それぞれの鉢自体が美しく、さらに、そのどれもが、植物をより魅力的に見せるという視点でデザインが考えられているということです。
昨年、ガイドは、コッツウォールズ地方にあるウィッチフォードポタリーの工房を実際に訪ねてみました。そこで働いている人たちはみなフレンドリーで、土を精製し、練るところから、ろくろや型抜き、乾燥の工程まで、すべてを見せてくれました。そこは、「自分たちは、本当に良い製品を生み出しているんだ。」という誇りをもって、皆が充実した仕事をしている様子が伝わってきて、とても気持ちの良い職場でした。
ところで、寒冷地にお住まいの方の中には、冬の寒さで鉢が割れてしまうので、陶器製の鉢は使わないという方も多いのではないでしょうか?その悩みを解決してくれるのも、ウィッチフォードポタリーのプランターです。英国内では、全ての鉢に10年間の防霜保障がされているほど、寒さに強いのもおすすめのポイントです。
ウィッチフォード鉢 日本最大の輸入元
渋谷園芸
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