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普段使いの器で、桃色のアレンジメント。(2ページ目)

3月3日は桃の節句。春の訪れを感じるきっかけとして、お部屋に桃色の花をあしらってみませんか?今回は、シンプルに、普段使いの器を使って、桃色一色だけのお花で活けるアレンジメントを紹介します。

小島 理恵

執筆者:小島 理恵

家庭菜園ガイド

花材は桃色一色で

アレンジメントを成功させる第一歩は、花材を上手に組み合わせること。でも、これがとても難しいということは、皆さんもご存知ですね。例えば、色の組み合わせを同系色にするか、反対色にするかだけでも、まったく違うイメージのアレンジメントに仕上がります。さらに、花や葉のフォルム(姿)を、どう組み合わせていくかなども考えていくと、小さなお店一軒分の種類のお花だけでも、無限のパターンが考えられてしまいます。こうなると、どんなお花を、何種類選べば良いのか悩んでしまいますよね?
花材
左から、チューリップ‘アンジェリケ’・アスチルベ・スイートピー・デンファレ

そんなときにおすすめなのが、一色だけの色で、様々な形の花を組み合わせる方法です。例えば、ひとくちに「桃色」といっても、花の種類ごとにひとつひとつ違う桃色をしていますし、花の姿形も様々なので、決して単調になってしまうことはありません。もし、これで色やボリュームが足りないなと思ったら、アイビーなどのグリーンの葉物をプラスしていきましょう。

3つの器でひとつのアレンジメントに

それでは、実際にお花を活けてみましょう。そこで気がつくのは、今回使用するジャムの瓶程度の大きさの器では、2~3輪ほどしか花を活けることができないということ。こんなときは、3つの器を組み合わせて、ひとつのアレンジメントに仕上げます。
ガラスの器のアレンジメント
 

背の高い牛乳瓶を後ろに置き、手前にジャムの瓶をふたつ置きます。背の高い瓶には、ひとつひとつの花が小さく、軽やかなイメージのある花を長めに活けます。低い瓶には、チューリップのように、ひとつの花が大きいものを短めに活け、3つの瓶全体でバランスが取れるようにします。

チューリップは短く
チューリップは、これくらい短く切って活けます。
また、こういうときのチューリップは、器のフチぎりぎりくらいの高さに活けるとかわいく仕上がります。茎を短く切るのは、なかなか勇気がいるものですが、写真のように、思い切って短く切って活けてみましょう。


複数の器にアレンジする際のコツは、次のページで!
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