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ラベンダー植栽のヒントをイギリスに学ぶ

日本でもすっかり定着したラベンダー。どんな風に植えれば、より、お庭の中で引き立つのか?その答えは「シンプルが一番!」でした。イギリスで見てきたお庭から、ラベンダーを植える際のヒントを紹介します。

小島 理恵

執筆者:小島 理恵

家庭菜園ガイド


先日訪れたイギリスのコッツウォルド地方では、様々な植栽やガーデンを見てきました。今回の旅で、特に印象に残った植物のひとつが、ラベンダーでした。夏でも冷涼な気候のこの地域では、ラベンダーの生産に適していて、スノースヒルというところにはラベンダー農場もあります。また、訪れた時期がちょうど、ラベンダー真っ盛りのシーズンだったこともあって、どこに行っても、美しいラベンダーを目にすることができました。
ラベンダー畑
コッツウォルド地方でも標高の高い、スノースヒルというところにあるラベンダーファーム。

そういえば、毎年6月後半~7月初旬にかけて行われる、テニスのウィンブルドン選手権のロゴマークは、グリーンとパープルのツートンカラーです。もしかして、この時期に満開になるラベンダーの色をイメージしているのかも?なんて想像しながら、様々なラベンダーのあしらい方をチェックしてきました。

もともとは高温多湿に弱い植物

もともと、高温多湿に弱いラベンダーですが、日本の気候でも対応できる品種が開発されてきて、ひとむかし前までは、「東京近郊では栽培できない」といわれていたラベンダーも、今では、すっかり一般家庭のお庭に定着しました。

そんな、日本でも簡単に育てられるようになったラベンダー。お手入れ方法も簡単な植物ですから、ただ植えるだけから一歩進んで、より美しく見せる方法や、他の植物との組み合わせ方など、イギリスのガーデンからヒントを見つけていきましょう。

それでは、次のページで実例を紹介していきます。
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