さらにこだわるなら、土と鉢のタイプに注目
このように、鉢の底に水を溜めておく部分のあるものが、底面吸水タイプの鉢 |
一般的に、培養土を使ったものの方が、葉が大きく、がっちりと育つ傾向があり、ピートモスで栽培されたものは、繊細に育つ傾向があるようです。
ピートモスは、底面吸水鉢に使われていることが多いようです。この鉢は、水やりの頻度が少なく済んで便利なのですが、ピートモスは、一度、完全に乾いてしまうと、水をはじいてしまうという欠点があります。ですから、一度水やりを忘れて完全に乾かしてしまうと、水を溜めておく部分にいくら水を入れても、吸い上げなくなってしまうので、たまには上から水をかけてあげるなどの注意が必要です。
結局、どちらを選べば良いのでしょうか?私個人としては、がっちりと丈夫に育ったものの方が好きなので、培養土で栽培されたものを選びます。これは、水を切らしてぐったりとしてしまっても、すぐに復活してくれるので、助かるという面も、あるんです。
置き場所と水やりがポイント
シクラメンの置き場所は、このような明るい窓辺が最適。 |
シクラメンにとって最適な場所は、「日当たりが良く、昼間でも涼しい室内」です。
要するに、日当たりの良い窓辺が良いのですが、部屋によっては、窓辺に日が当たると、室内のエアコンとの相乗効果で、ものすごく暖かくなってしまう場合がありますね?こういった場所は、あまり適切とはいえません。そういう場所では、夜から朝方にかけて、一気に温度が下がり、昼夜の温度差が大きくなる場合が多いのですが、昼夜の温度差が大きければ大きいほど、植物にとってはストレスとなり、徐々に弱ってきてしまうということと、温度が高すぎると、花の寿命が短くなってしまうというという欠点があります。
置き場所の次に重要なのはやはり、水やり。