受験を通して見えてくる夫婦の姿、家族の姿
今まで見てきましたように、受験は確かに大変です。経済的にも精神的にも、本人はもとより家族に大きな影響を及ぼします。
ただ、別の見方をすれば、家族が、ひとつの目標に向かって心を合わせ、協力できる数少ない機会という考え方もできないでしょうか。
今、その真っ只中で苦労していらっしゃる方にはそのような感覚はないかもしれません。
しかし、十年後、二十年後に振り返ってみれば「あの時、○○ために一生懸命やったなぁ」と親として充実した日々を懐かしく振り返ることが出来るかもしれません。
そのためには受験を「受かった」「落ちた」という結果だけでなく、彼らも、自分自身もどう過ごし、どう成長できたかを意識し、日々の過程を大事に捉えること、捉えさせることが必要でしょう。
進学は子どもの自立のひとつの節目。新しい世界に一歩を踏み出す子供を見送り、家族の、夫婦のきずなを見つめなおす。
ぜひ、こんな気持ちでそれぞれの春を迎えてくださいね。
受験生の皆さんが持てる力を十分に発揮できますようにお祈りしています。
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