上手なセックスの誘い方とは?妻から誘うのはアリ?ナシ?

セックスの誘い方 妻から旦那様を誘うテクニックでセックスレス解消

セックスに誘うのは妻、夫、どちらから?お互いが待っていてはきっかけはつかめません

ご夫婦の間で「今晩どう?」という夜のお誘いをかけるのは、旦那さまですか?奥さまですか? セックスに関して、妻はあくまでも受身で、夫だけが誘いをかけるというご夫婦が、かつては多かったはずです。

でもこのご時勢、働き盛りの旦那さまは、毎日の残業や休日出勤でくたくた。「とにかく寝かせてくれ~」と、妻の意志とは関係なくひとり爆睡という我が国の現状を、恋人・夫婦仲相談所でかいま見ることができます。

そして妻はあきらめ、夫は放置し、だんだんセックスレス状態になり、妻は「私は夫に愛されていないんじゃないかしら?」と不安にさいなまれるというご家庭も大変多いのです。夫婦間セックスのお誘いは男性からしかしてはいけないのか、妻も誘うほうがよいのか。今回は「妻による上手なエッチの誘い方」について考えてみます。
 

セックスレス状態な現代夫婦

忙しすぎる旦那様はセックスレスにまっしぐら

忙しすぎる旦那様はセックスレスにまっしぐら

2007年1月に出版された『仕事とセックスの間』(朝日新聞社出版局出版、玄田有史・斎藤珠里著)の中でも、労働時間や職場の環境、仕事の内容や過去のキャリアなど、仕事とセックスには密接な関係があることが指摘されていました。

私の主宰する「恋人・夫婦仲相談所」に実際に寄せられる相談の例をみても、労働環境(労働時間、職場環境、仕事の責任や負担)が過酷な男性ほど、肉体的な疲れや精神的なストレス、また物理的な時間のなさでセックスレス状態に陥っています。

具体的には、最初は「セックスしたいけど、少しでも寝なきゃ」という状態だったのが、そのまま放置しておくことで性欲・セックス欲自体が減退し、「セックスしたいとも思わない」という状態に代わり、セックスレスになっていく例が大変多く見られます。

一方、子育て中の妻の方も、核家族化で周囲のサポートが少なく、1人で子どもの面倒をみなければならない状況に置かれている場合がほとんどです。

アレルギー等の手のかかる子ども、小さい頃から習い事などを始める子どもが増えるなど、昔とは違った意味で、母親の育児の負担も増加しています。

そんなストレスを、「夫との会話やスキンシップで癒されたい」、また「心地よいセックスで自分自身を開放し、夫に愛されているという実感がほしい」という欲求を、多くの妻が持っています。

しかし、現実には疲れている夫を気遣い、そっと寝かせてあげる妻。話しかけても不機嫌そうな旦那さまの様子に、会話を途中であきらめてしまう妻。自分から、どうやって「ベッドで愛し合いたい」ということを伝えたらいいのか分からず、1人でもんもんと悩んでしまう妻。こんな妻が日本中にたくさんいるのです。もちろん、その逆パターンもありますが、今回は「妻の性欲>夫の性欲」について考察します。
 

上手なセックスの誘い方とは?妻から誘うのはアリ?ナシ?

夫婦の間で、ちゃんと性・セックスに関する話ができますか?

夫婦の間で、ちゃんと性に関する話ができますか?

では、なぜ妻達は自分たちからエッチを誘うことができないのか。それはまだまだ、セックス自体が男性主体のものと考えられているからだと思います。

リードするのは男性で、女性は受身であるべきというイメージから、男女とも、抜け出せていません。女性がセックスを誘うどころか、性的な話をすることさえタブーと考える、頭の固い男性もいらっしゃいます。

本来は夫婦2人で楽しむはずのセックスなのに、妻から誘うこともできないし、こうしてほしいというリクエストも出せない。そして黙って、夫の勘違いセックスに、仕方なくイッたふりをしている妻も少なくないのです。

では勇気を出して妻がベッドに誘ったときの夫の反応はどうなのでしょう。「恋人・夫婦仲相談所」に寄せられた相談を見る限り、あまり良い反応の例はありません。

恥ずかしさに耐えながら、勇気を出して誘った妻に対し、投げつける言葉は「欲求不満」「淫乱」「性欲・セックス欲がありすぎる」「無理強いされるとヤル気が起きない」「妻には性的な魅力を感じない」など。

どれも否定的、また自分ができない、あるいはしたくないことを棚に上げて、妻を責めたり、傷つけるような発言が多いように思います。妻からの誘いに応じられれば問題ないのですが、それができない場合、プライドが傷つけられたと感じてしまう男性が多く、それが、このような妻への攻撃的な返答に現れているようです。

でも本当に本来女性が性欲・セックス欲のない生き物で、セックスをしたいと思う女性は淫乱なのでしょうか? セックスというのは本来、子孫を残す行為です。種の保存を求めるのは生き物としての本能であり、産む性である女性も、男性と同様に性欲・セックス欲旺盛なはずです。「女性は受身で、貞淑で」というイメージは、あくまでも男性が自分に都合よく作り上げた姿でしかないのではないでしょうか。

しかし、現実には妻のお誘いに引いてしまう男性が多いのであれば、妻からの誘い方に工夫を凝らす必要があります。では、どんな誘い方なら、旦那さまが素直に、その気になってくれるのでしょうか?
 

上手なセックスの誘い方って? 夫を立てつつ誘導するテクニック

どのようにすれば色っぽく見えて、セックスに誘導できるのか、賢い妻はちゃんと計算しましょう

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かつてのトレンディードラマの代表作『東京ラブストーリー』では、鈴木保奈美が演ずるリカの「カンチ セックスしよ♪」の発言が話題を呼びました。

■妻からの上手なセックスの誘い方・その1「癒やし作戦」
さすがにそこまでズバリと誘う奥様はいらっしゃらないとは思いますが、やはり、あまりズバリといわれると、世の中の旦那さまは引き気味になるようです。そこで有効なのは、女性が男性を甘えさせてあげながらその気にさせる「癒し作戦」。

たとえば、旦那さまの肩もみやマッサージをしてあげる際に、全身も優しくタッチして、ハグしてあげてください。そのハグも女性が男性の胸に抱かれるのではなく、ソファーの上などで高さを調節し、女性の胸に男性が顔をうずめられるように、母のようなイメージで優しくハグしてあげます。

さりげなく胸元が開いている服や前開きのブラウスなどであれば、気持ちの盛り上がってきた旦那さまが、次のアクションを起こしやすい体勢であることはもちろん計算済み。夫が主体的に行動できるよう、さりげなく誘導するのがポイントです。

■妻からの上手なセックスの誘い方・その2「焦らし作戦」
また、全てをオープンにせず、相手のするべき作業を残しておく、「焦らし作戦」も有効です。例えばお風呂で背中を流してあげる際に、妻が普段の部屋着のままというのは、セクシーさが足りません。かといって、いきなり下着姿や全裸で浴室に入ってくるのは、いかにも「エッチしましょう!」というプレッシャーが見えすぎます。

この場合、「シャワーがかかってぬれても大丈夫なように」と、ショーツとTシャツだけをさらりと着て来る程度の控えめな色気がおすすめです。

Tシャツが濡れて肌が透けた状態は、全裸よりかえって旦那さまをそそることは、もちろん計算済。また次のステップに進む時に、旦那さまに「服を脱がす」という行為を残しておくことで、「自分から仕掛けた」と夫に感じさせ、征服欲を満たしてあげることができます。

■妻からの上手なセックスの誘い方・その3「外側の演出で、無言のうちに誘う」
そのほかにも、いつものそっけないパジャマをやめて、ちょっとセクシーなナイトウェアにしてみるなど、「外側の演出から変化をつけて無言のうちに誘う」という方法なら、恥ずかしがりやの奥様でも大丈夫ではないでしょうか。

旦那さまの様子を見て、もうちょっと積極的にいってもよさそうだな、と思ったら、言葉で誘ってみてもいいでしょう。キスやハグの際にそっと耳元に

「もっといっぱいあなたを感じたいの」「2人で1つになって眠りたいの」「このままあなたの腕の中で溶けちゃいたい」なんて、ささやく作戦が有効です。そして「○○して」と相手に何かを求めるよりも、あくまでも行為をするかどうかは相手の判断に任せるような言い方をするほうが無難です。

なぜなら、その言い方だと相手がその気でない時にも逃げ道ができるので、旦那さまによけいなプレッシャーが掛かりません。相手が思わず何かを仕掛けたくなるように、かわいく甘えられれば、きっと旦那さまの意欲も湧いてくると思います。
 

夫を誘って、断られたら?

性生活について、夫婦に合ったスタイルを見つけ出して

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また、もし誘っても夫から拒否された場合はさらりとあきらめること。「もう私は愛されていないの!?」と落ち込んだり、「自分から求めるなんて、やっぱり恥ずかしいことなんだ……」などと自己嫌悪しないことも大切です。

旦那さまも疲れきって、エッチをする気にさえなれないこともありますし、もしかするとEDのような症状があって、セックスがうまくできるか不安になっているのかもしれません。とにかく少しずつでいいので、夫婦で性についてきちんと話し合える関係になれるよう、それぞれのご夫婦に合ったスタイルを見つけ出してください。

とはいえ、世の旦那さま方にリサーチをしていると、「夫婦愛とセックスは別」「妻が燃えても俺は無理」と、あきらかに妻との寝室問題に背を向けている方も数多く存在します。それは、日頃の夫婦のあり方の問題になってきます。

お互いが死ぬまでそういう関係は求めない、セックスレスで構わないというスタンスであれば問題ありません。どちらかが、疑問を感じたときにセックスレス問題が浮上してきます。日頃から、相手の胸の内を知るような姿勢をとっておくことをおすすめします。

定年退職して、余裕ができた頃、「おい、復活するか」と妻に触ったとき、ピシャリと払いのけられた事例も多数寄せられています。将来のことを見据えた寝室事情をいまのうちにととのえておきましょう。

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