暮らしのマナー/食事・テーブルマナー

再確認したい、テーブルマナーの基礎(2ページ目)

メニュー選びは、お店の方とのコミュニケーションのきっかけ。スタッフの方へ審問をしながら、楽しんでお料理を選んでください。

諏内 えみ

執筆者:諏内 えみ

暮らしのマナーガイド

「パンはスープが出てから、デザートの前までに」ってほんと?

自家製焼き立てパンの誘惑についつい手がのび、コースの後半がきつくなったことはありませんか?
いくつかのお店の方に、パンはいつ頂くのがよいか伺ってみたところ、「パンはスープやお料理を引き立てるサブとして召し上って頂きたい。できるだけ温かく美味しい内にお召し上がり頂きたいので、お料理との間が空きすぎないよう心掛けています」との答えが多かったようです。

前菜が出てくる前に、ペロリと2つ召し上がってしまうのは避けたいところ。また、イタリアンのお食事で、パンと一緒に細長いグリッシーニが出てくることがありますが、スナック感覚で頂きすぎると、メインが運ばれて来た時にはもうお腹いっぱいに。 ご注意くださいね。


バターはどう取る? パン皿がないときはどうする?

■バターのとりわけ方
バターがカットされていたら先ずおひとつ、カットされていなかったら必要な分だけをバターナイフで取り、ご自分のパン皿へ。

パンは一口大にちぎってから、バターをつけていただきます。ビストロやトラットリアでしたら、お料理のおソースをつけるのもOKですが、リストランテや一流フレンチなどでは、控えて下さいね。

■パン皿がない場合
少しカジュアルなお店では、パン皿ではなくテーブルクロスの上に直接置かれることもあります。それを何気なくスープ皿やメインのお皿の端に乗せてしまってはいませんか? 実は、これは大変失礼にあたります。きちんとしたレストランでは、ゲストごとにテーブルクロスを新しい物に換えていて、その綺麗なテーブルクロスを「お皿」と考えます。どうぞそのままクロスの上で!



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