ロングステイ/ヨーロッパでロングステイ

ベルリンの壁崩壊20周年のドイツを堪能する(2ページ目)

高嶺の花だったユーロ圏ロングステイも円高効果で滞在がしやすくなりました。今年はベルリンの壁崩壊20周年。さまざまなイベントが予定されています。歴史をテーマにベルリンは今が好機!

千葉 千枝子

千葉 千枝子

旅行 ガイド

淑徳大学経営学部観光経営学科学部長教授。中央大学国際観光コース兼任講師。NPO法人交流・暮らしネット理事長。運輸・観光全般の論評、執筆・講演、テレビ・ラジオ出演などジャーナリスト活動を行う。日本記者クラブ・日本観光研究学会会員。ファイナンシャルプランナー、総合旅行業務取扱管理者ほか有資格。

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ベルリンの壁崩壊から20年、あのとき……

ベルリン壁
冷戦終結の象徴として世界中が見守った
あのベルリンの壁崩壊の劇的シーンをテレビ映像で観て、わたしたちが胸を打たれたのは、1989年秋のことでした。そして翌年の1990年、東西ドイツが統一、今に至ります。
そもそも東西ドイツが分断されたのは、さかのぼること1945年、第二次世界大戦のさなかのことでした。自由主義の西側と社会主義の東側とに分かれて以降、世界は冷戦時代へと突入します。
とりわけ旧ソビエト連邦の占領地域であった東ドイツのなかに、ベルリンの街だけが陸の孤島となり、ソ連領の東ベルリンと米英仏の西ベルリンとに分けられたのです。そして1949年、東西二つの国家が成立しました。

壁
歴史ほど雄弁なものはない。1989年ベルリンの壁崩壊
1961年8月、分断の壁は「一夜にしてできた」といわれます。その一部や「ベルリン壁の道」、「国境検問所」などは現在も保存され、平和の大切さを後世に語り継いでいます。一般公開されているみどころはベルリンに集中していますから、長く滞在しながら、史実の奥深さをじっくり観て回りたいものです。

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