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新ブルーレイDIGAのH.264変換画質は?(4ページ目)

新ブルーレイDIGAではH.264変換機能がさらに進化しています。今回は最上位機種「DMR-BW930」で、そのH.264変換機能を中心にチェックしてみました。

一条 真人

執筆者:一条 真人

デジタルガイド

実際の画質の変化


■使えるHLモード
実際の画質を見てみると、今回、追加されたHLモードは従来、もっともビットレートが低かったHEモードと互角かそれ以上の画質なのではないか?という印象を受けました。従来のHEモードでは髪の毛などの細かい描写においてモザイク状になってしまっていましたが、今回のHLモードではそこまで映像が荒れていません。

アドバンスAVCエンコーダーは動きの小さな映像の精細感を向上させているとのことですが、これは実際に効果が出ているようです。動きのある映像に関しても、従来よりもモザイクが減少しているように感じます。

また、従来のHEモードでは物と物の境目に微妙なノイズを感じたのですが、これもごく自然な感じになっています。HLモードはビットレートが下がったのに、従来のHEモードよりも「使える」ものになったと言えるかも知れません。
DIGA
録画モードの選択画面。


■より自然になったH.264変換画質
他のモードでも、従来機種よりも画質の向上を感じます。全体に感じるのは、ノイズが減少したおかげか輪郭が強調されずに、より自然なやわらかい映像になったことです。

次ページではWオートチャプタなどに関する話をします。
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