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ハイビジョンDIGA「DMR-XW300」レビュー(5ページ目)

最近、にわかに注目されているDVDへのハイビジョンダビング機能。その機能のおかげで脚光を浴びているのがパナソニックのハイビジョンDIGAです。今回は、この最上位機種であるXW300のレポートをお送りします。

一条 真人

執筆者:一条 真人

デジタルガイド

画質傾向とAVCREC変換


■画質傾向
ユーザーインターフェースに関しては、ブルーレイDIGAと同じものを搭載し、同様な使いやすさを持っているハイビジョンDIGAですが、その画質はどうでしょう?

この画質傾向に関しては、XW300はBW800などのブルーレイDIGAと異なるものを感じさせました。なんというか、BW800よりもコントラストが弱いというか、ちょっとあっさり目な感じの画質です。これはおそらく、その搭載するデジタルエンハンス機能の違いなのだと思います。さすがにブルーレイ機は高画質化のための機能が異なっているのでしょう。

とはいえ、これは決してハイビジョンDIGAが低画質だというわけではなく、ブルーレイDIGAと比較して画質傾向の違いを感じるという程度のものです。逆にあっさりした画質に好感を持つ人もいるでしょう。

■AVCREC変換変換機能と画質
AVCREC変換機能はBW800などブルーレイDIGAと同じ変換モードを持っています。そのため、ここでは特に説明しないので、前出のAVCRECの関連記事をご覧ください。

H.264変換で地デジ録画をDVDにダビング

このAVCRECの変換画質に関しては、XW300はブルーレイDIGAのものと同等ではないかと思います。
DMR-XW300DR録画した映像も必要に応じて変換できる。変換はすぐに実行することもできるし、電源を切った後に変換するように指定することもできるので、時間が節約できる。

気軽にハイビジョン記録を楽しみたい人に


500GBという大容量HDDを搭載して長時間の録画を可能として、必要に応じてDVDにハイビジョンダビングできるXW300はごく魅力的な機種です。価格的にも、最近では急落しており、8万円を切って購入できる店もあります。ブルーレイレコーダーと比較すれば、かなりリーズナブルと言えます。

XW300はDR録画ほど高画質でなくてもいいし、1時間程度のハイビジョン番組を主にダビングするというような用途であれば、気軽に使えるDVDHDDレコーダーです。
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